ガラスが共鳴する音が美しい。グラスハープを奏でてみよう!

ガラスが共鳴する音が美しい。グラスハープを奏でてみよう!

おうちにワイングラスがあるなら、ぜひやってみてほしいのがグラスハープ。「天使の声」ともいわれる美しい音が響きます。やり方は簡単!グラスの台座を片手で押さえ、もう片方の手の指の腹を水でぬらしてフチの部分をすべらせるだけ。ん?音が出ない…というときは、グラスと手を洗剤で洗ってからやると、指に軽く摩擦感を感じて音が出るはず。食器をきれいに洗うとキュキュッと鳴る感覚に近いかも。音程はグラスに水を入れて調節できるので、いくつか並べればドレミもできちゃいます♪

結露した窓に、指でお絵描き。そんな思い出も、なくなっていく?

結露した窓に、指でお絵描き。そんな思い出も、なくなっていく?

住宅にとってのガラスといえば、窓ガラス。冬に結露で曇った窓に子どもが指でお絵描きしてる、なんて光景は微笑ましいですよね。でも年々、そこまで結露する窓は減っているはず。というのも窓は室内の熱が逃げやすい場所。断熱性を高めるために、ペアガラスもしくはトリプルガラスにする住宅が多くなっているからです。トリプルガラスだと室内の結露でのお絵描きはできなくなりますが、気象条件によっては窓の外側に結露することがあるので、そこで楽しむことはできそうですよ♡

車のフロントガラスとスマホの画面、強いのはどっち?

車のフロントガラスとスマホの画面、強いのはどっち?

身近なガラスの中で強そうなのが、車のフロント(合わせ)ガラスとスマホ画面の強化ガラス。では、どちらが強いのか?事故の衝撃を考えると車のほうが強くあってほしいところですが、スマホのほうが若干、硬度が高いようです。ただ、そもそも求められる強さの質が違うんですね。車の合わせガラスは衝撃があっても粉々にならない性質なので、事故のときにガラスの破片が運転者を傷つけることがないのです。硬いという強さではなく「人を守る強さ」があるといえるかもしれませんね。

ガラスは何度でも再利用可能! とてもありがたい天然資源です。

資源の再生、再利用という点で、実はガラスは優等生!ビール瓶や一升瓶などは、回収して洗って再利用という循環が昔から行われていますよね。また、資源ごみのガラスを細かく砕いて溶かし、あらたなガラス製品を生み出すリサイクルも盛んで、何度も再利用できるといわれています。そこから生まれた再生品の一つが断熱材の素材「グラスウール」。原料の8割以上がリサイクルガラスなんです。大切な資源を再生したものが、大切な家をしっかり断熱してくれているなんて。ありがとう、ガラスさん!

写真の赤い部分がグラスウールの断熱材。

青森が誇る「津軽びいどろ」で彩りのある毎日を楽しもう!

クームのテレビCM撮影でご協力いただいた、青森市の北洋硝子さん。もともとは漁業用のガラス製浮玉の製造から始まり、その丈夫さが高く評価され国内トップの生産高となったほどでしたが、いまはその確かな技術を活かし、ハンドメイドガラス「津軽びいどろ」の製作に注力しています。大きな特徴は自社で100色以上の色ガラスを扱い、その絶妙な調合により他にはない多彩な色を生み出していること。青森の四季の美しさも感じ取れる津軽びいどろで、暮らしを心地よく彩ってみませんか?

グラス写真提供(特集メイン画像含む):北洋硝子