御朱印めぐりは緊張しちゃう?謙虚にマナーを守れば、大丈夫!
まず最も大事な基本は、先にきちんと参拝すること(スタンプラリー感覚は厳禁)。そして御朱印帳は事前に準備し、ページを開いて両手でていねいにお渡しします。初穂料(300円のところが多い)の小銭の用意も忘れずに。また、宮司さんのご自宅で拝受する際は失礼のないよう(お留守の場合もあり)。ちなみに実際に体験すると、その場で書いてくれることがとてもありがたく感じます。宮司さんや禰宜(ねぎ)さんと少しお話できるときもあり、神社への親しみや敬う気持ちが今まで以上に増してきますよ♪
行ってきました、まずは七戸神明宮。思いがけない出会いもあって。
地域の総鎮守として永らく「しんめいさま」と敬われてきた七戸神明宮。境内を歩くと、黄葉した大きなイチョウの木に陽があたり、とても穏やかな光景です。心が澄んできたところで、気を引き締めて参拝。そして御朱印をいただきに社務所へ。御朱印は直書きでその筆づかいは流麗で美しく、神社同様に凛とした空気感が伝わってきます。感慨に浸りつつ、ふと、まわりを見ると境内でくつろぐ猫を発見!神社で猫に出会うと縁起が良いと聞いたことがあるので、うれしくなった帰り道でした♡
春のつつじの名所、天王神社。御朱印では、いつでも満開です。
毎年5月には約500本もの山つつじの花が咲き誇る天王神社。晩秋の今は静かな表情です。まずは長い長い階段を上りきって、しっかり参拝。そして右にある高台からは、町並みが気持ちよく見渡せました♪さて御朱印は、春のつつじまつり期間は社殿の隣で拝受できますが、それ以外の時期は神社の下にある(神社に向かって右側)宮司さんのご自宅を訪ねます。御朱印は紙でいただくタイプで、その印章は満開のつつじの見事な絵柄!春にまた来たいと思わせてくれる華やかな御朱印ですね。
大きな森にたたずむ、花松神社。心がすっきりと浄化されます。
のどかな田園風景の中にある花松神社。境内は広く、鳥居から社殿に向かって歩くと、参道に沿って小さな稲荷神社や天満宮、神楽殿、そして御神馬の像などもあります。うっそうとした森の荘厳な雰囲気に包まれながら、ゆったりと参拝。御朱印は宮司さんのご自宅で拝受します。場所は道路を挟んだところですが、案内看板も出ているのでわかりやすいですよ。御朱印は直書きで力強く書いていただきました。無事に御朱印めぐりができた今日一日に、感謝の気持ちと満足感でいっぱいです!
気になるのは御朱印だけじゃない。七戸には、御城印もあるんです。
最後にご紹介するのは「御城印」。これは神社ではなくお城でいただくもので、七戸町でもかつて七戸城があったことから令和2年に発行が始まりました。発行場所はJR七戸十和田駅に隣接する七戸町観光交流センターで、1枚300円。その御城印は真ん中にドーンと盛岡南部氏の「向鶴紋」。これがかっこいい!
右上には「割菱紋」もあり全体を引き締めています。ちなみに「南部お城めぐり」として現在、北東北16カ所(七戸含む)に南部氏にまつわる御城印があります。さぁ、全城制覇する?