宇宙人にもオススメしたい!天然芝生地の美しさは別格です。

種差海岸を代表する景勝地といえば、種差海岸駅近くの「天然芝生地」。広々とした開放感、芝生の緑と海の青とのコントラスト。どこを見ても気持ちのいい眺めです。かつて、この景色をユニークに表現したのが作家・司馬遼太郎。引用すると『どこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの種差海岸に案内してやろうとおもったりした』。スケールが壮大ですね!散策するもよし、芝生に寝転がるもよし。地球イチの美しさを満喫しましょう!

まるで、絶景のテーマパーク!いろんな顔をもつ、種差海岸。

まるで、絶景のテーマパーク!いろんな顔をもつ、種差海岸。

全長が約12kmもある種差海岸は、天然芝生地以外にもエリアによって異なる表情を見せてくれるのが大きな魅力。例えば「大須賀海岸」では、歩くとキュッキュッと音がする鳴砂(なきすな)の砂浜が広がっているし、「中須賀」では季節ごとに色とりどりの花が咲き「花の渚」と呼ばれています。さらに、巨岩がゴロゴロした荒々しい岩場もあれば、中世ヨーロッパの城壁みたいな建造物「葦毛崎展望台」もあったりします。「次はどんな風景に出会えるだろう」とワクワクしてきますね♪

みちのく潮風トレイルを歩こう。その気になれば、福島まで!

みちのく潮風トレイルを歩こう。その気になれば、福島まで!

2019年に、八戸市から福島県相馬市までの約1,000kmが全線開通した長い長い自然歩道「みちのく潮風トレイル」。東日本大震災からの復興を大きな目的にしたもので、歩くスピードだからこそ各地の自然の美しさや文化の豊かさにあらためて気づくことができます。そのスタート地点が種差海岸の北端、蕪島。歩く道は舗装道路だったり遊歩道だったりしますが、それが福島までつながっていると思うと、なんだかロマンを感じます。まずは潮風の中、爽快に一歩を踏み出してみませんか?

海の幸も、ソフトクリームも。美味しいものが、待ってます。

種差海岸は見どころが多いから一日まるまる滞在できちゃう場所ですが、そうなるとおなかも空いてきますよね。そんなときは「うみねこライン」の道路沿いや種差海岸駅周辺をリサーチ!食堂やカフェ、レストランがいくつかあって、八戸ならではのウニ丼や磯ラーメンなど海の幸を活かした食事も堪能できます。また「葦毛崎展望台」そばのカフェのソフトクリームは、青森三大ソフトに挙げられるほどの人気!絶景と美味しいものという最強の組み合わせで、心もおなかも大満足です♡

TOHOKU EMOTION、出発進行!「走るレストラン」で美食の旅へ。

TOHOKU EMOTION、出発進行!「走るレストラン」で美食の旅へ。

最後に、とても贅沢な種差海岸の楽しみ方をご紹介。それはレストラン列車「TOHOKU EMOTION」。八戸駅から岩手県久慈駅に向かう間に、有名シェフ監修のランチをいただくことができます(久慈発八戸行きはデザートブッフェ)。車内はお洒落だし、ライブキッチン車両もあり、気分は爆上がり!観光スポットではスローダウンしてアナウンスも入ります。流れる景色を見ながら、優雅でリッチな休日を。