フローリング以外の主な床材4種類を一気にご紹介!

まずは塩ビタイル。木目調などデザインが多彩で、表面がエンボス加工されたものは本物みたいでとてもリアル。クッション性はないものの耐久性が高く水廻りによく使われます。次はクッションフロア。柔らかい塩化ビニルのシートなのでクッション性と耐水性があり、キッチンやトイレなどに向きますが、耐久性が低いのが弱点です。そして畳。最近増えているのが和紙を編み込んで作られた和紙畳というもの。色が豊富で、樹脂コーティングのおかげで撥水性に優れ、ささくれが少なく日焼けしにくいのがメリット。一方、調湿効果や香りなどはやっぱりイグサ畳が良いですね。最後はタイルカーペット。クッション性が高く、汚れた部分だけはがして洗えます。ただし、ほこりを吸着するので小まめな掃除が必要です。

塩ビタイル:これは爽やかな踏み心地で水廻りに人気の藤柄。
塩ビタイル:これは爽やかな踏み心地で水廻りに人気の藤柄。
和紙畳:淡い色合いがきれいで、和室をモダンに演出してくれます。
和紙畳:淡い色合いがきれいで、和室をモダンに演出してくれます。
タイルカーペット:肌触りがよく、床以外に小上がりにも使われます。
タイルカーペット:肌触りがよく、床以外に小上がりにも使われます。

長く付き合うからこそ、気にしたいポイントがある。

床材は足の裏で常にふれるため体感温度に影響します。その点では無垢フロア・タイルカーペット・畳が冷たさを感じにくくてオススメ。とはいえ、これらは日頃の掃除やお手入れが必要なので忙しい方には大変かも。その場合は、塩ビタイルや複合フローリングが扱いやすいですよ。優先順位は十人十色、迷ったらご相談くださいね。