暑くなったら、ミントの出番!水に、アイスに、カクテルに。
清涼感のある香りと風味で、気分を爽快にしてくれるミント。スイーツとの相性がよく、例えばイチゴのショートケーキにミントの葉を添えるだけで色合いがパッと映え、生クリームにもスッキリと合います(もちろん、アイスクリームにも)。
また、暑い日が増えてきたらドリンクにも最適!サイダーに浮かべるもよし、ミントウォーターにするもよし。さらにお酒好きの人なら、人気のカクテル「モヒート」をフレッシュなミントで作ってみるのはいかがですか?格別な一杯を楽しめますよ。
ほっとする一杯で、眠りを誘う。お花もかわいいカモミールティー。
ハーブティーとして広く親しまれている、カモミール。リンゴにも似た香りで気持ちがリラックスして、安眠を促すとされています。自分で栽培するなら、摘んだお花をそのまま使うフレッシュタイプのカモミールティーを淹れてみましょう。お花を洗ってポットに入れ、お湯を注いで蒸らすだけ。かわいいお花の見た目もあって、とっても和みます。はちみつを少し加えるのもGOOD♪なお、妊娠中の方やキク科アレルギーのある方は、飲むのを控えたほうがよいようです。ご注意を。
食欲をそそる、バジルの香り。お料理がグッとおいしくなる!
イタリア料理には欠かせない、バジル。甘みのある爽やかな香りが特徴の香草といえますが、薬味というよりは、お料理にたっぷり使って食べたいハーブですね。栽培も比較的簡単で、伸び始めるとどんどん葉っぱが増えていきます。そのフレッシュなバジルで、ピザ・マルゲリータやトマトとモッツァレラチーズに合わせたサラダ、カプレーゼなどが格段においしくなります。また、バジルペーストを作れば、パスタをはじめポテト料理、サンドイッチなどにも活用できるのでオススメ。
和食で、いい仕事をしてくれる。しそは日本のハーブの代表選手。
しそを自分で育てる醍醐味は、鮮度がよく香り高いしその葉をいつでもお料理に使えること。そしてもうひとつ、秋に咲き始めるお花「花穂」も味わえること。お刺身のつまに使うなら、穂からお花を箸でしごいて醤油の小皿、もしくはお刺身の上に散らします。すると、ほのかな香りが立ち、見た目にも美しく味わえるんです。そんなしそも、最近は海外でも和食人気とともに認知度がアップ。ちなみに赤じそは、その深い赤色からビーフステーキプラントと呼ばれてるそうです。面白いですね!
高貴な花と甘い香りにうっとり。「ハーブの女王」ラベンダー。
香りにリラックス効果があるラベンダーは、アロマテラピーとしての使い方が定着しています。アロマオイルをお風呂に入れたり、枕に1滴垂らしたりすることで心地よい眠りに誘ってくれます。また可憐なお花の姿を活かしてリースを作ったり、ドライフラワーにして飾るのもいいですね。ポプリやサシェ(匂い袋)にすれば、長期間、香りを楽しむこともできますよ。その際、お花だけでなく葉っぱからもよい香りがするので、残らず活用したいもの。きっと、作るときから心がいやされそうです♡
*なお、育ててみる場合は、庭だと際限なく増えてしまうものもあるので、市販の栽培キットで始めるのが無難です。