木と暮らす醍醐味を味わう、木質系サイディング。

木質系サイディングは、本物の木材を使った外壁材。以前、ご紹介した窯業系サイディングにも木目調のものがありますが、優しく温もりのある風合いやナチュラルな素材感は、やはり本物にしか出せません。クームでは、比較的軽くて耐久性の高いウェスタンレッドシダーというカナダ産の木材を使うことが多いですが、国産材のスギやカラマツ、トドマツを採用することも可能です。また、天然素材ならではの楽しみが「経年変化」。年月とともに味わいが深くなっていくのはとても大きな魅力です。とはいえ、雨に当たりやすい場所はシルバーグレーに変化しやすく、そこは好みが分かれます。どうしても気になる場合は、あらかじめ着色塗装をして変化を抑えることもできるので、ご希望に合わせて施工をしています。

あえて、ワンポイント使いもいい感じ。

天然素材なだけに元々他素材より割高なのですが、最近はウッドショック(世界的な木材の高騰)の影響で更にコスト高なのが悩ましいところ。ひと工夫としては、国産のスギは比較的高くないので地産地消として積極利用したり、全面ではなく部分的に使うことで外観のアクセントにしつつ、コストを抑える施工もオススメです。

完成時と2年後の経年変化

クリア塗装+雨が当たりにくい

完成時
2年後

無塗装+雨に当たりやすい

完成時
2年後