そこに継ぎ目がある限り、テープ貼りは大事な仕事です。

いまの家づくりでは、気密シートや防湿シートの施工をするケースが多くなっています。これらのシートは家の性能や快適さを確保するために、とても大事な働きをしてくれますが、窓やコンセントの部分に必ず継ぎ目が発生します。それをしっかり留めるのがテープ貼り工事。簡単に見えて、実はとても気を遣う作業なんです。

テープを貼る順番にも、意味があります。

テープを貼るとき、空気が入ったりよじれたりすると劣化が早まり、気密性能が落ちたり外部から雨水がしみてくる恐れがあります。そうならないようクームでは、貼る際はていねいに端を揃え、下のほうのテープから先に貼り、重ねるように上のテープを貼ることで、もしもの雨水侵入があっても水がしみてこない合理的な貼り方を厳守。建築途中には気密測定も行ない、万一数値が不充分な場合はテープを貼り直す体制で万全を期しています。

点線の円で囲った部分は1の上に2と3が重なり、2と3の上に4が重なっています
横から