断熱材が進化すれば、断熱ムラ・熱漏れは起きない?

今号の組新聞の特集では、袋入りグラスウールの欠点にふれました。タテに自立できないので壁の中にホチキスのようなもので留めますが、経年変化で中身が下に寄り、隙間ができて断熱ムラ・熱漏れが起こるというもの。では、今の新しい断熱材なら大丈夫?いいえ。良い素材を使うことも大事ですが、もっと大切なことがあるのです。

「社員大工」だからこそできる、ハイクオリティな手作業。

確かに今の断熱材は性能が上がり、設置もしやすくなっています。しかし、施工が雑で隙間があると、せっかくの性能も活かせません。だからクームではどんな良いものを使ったとしても、ていねいな施工にこだわります。そして誰が現場に入っても同じクオリティで施工できるように、技術と知識、そして志を共有できる「社員大工」を大切にしています。それでこそ、本当の「つくりのいい家」ができると考えています。