ブログBLOG

CATEGORY

金の卵 入校式

こんにちは
四月ももう後半となり、四月から新たな環境に身を置いた方も、少しずつ慣れてきた頃ではないでしょうか?

クームにも今年新たな大工さんが加わり、先輩大工さんたちの指導のもと奮闘しております。
去年に引き続き、今年も職業能力開発校へ入校することとなり、先日入校式を終えましたのでお知らせしたいと思います。


今年入校したのはコチラの二人。フレッシュな二人です
クームの大工さんの平均年齢は40.3歳。これまでも若いなぁと感じていたのですが、この二人が加わることで、平均年齢は37.4歳に!!これからの家づくりを牽引していく若い力に期待です。

そして、昨年入校した在校生のY君は、昨年行われた「認定職業訓練性技能競技大会」に出場し…


見事優勝を手にしました!!頑張ったね~(一番手前がY君です)
仕事を終えた後も、先輩に教わりながら練習を重ねていたようです。

職人不足が深刻な問題になってきている昨今ですが、彼らを見ているとまだまだクームの未来は明るいなと感じるのでした。

パッシブハウスの研修ツアー ~札幌編②~

ジンギスカンでお腹を満たした後は、山本亜耕先生とのご挨拶から。
パッシブのからくり外編のお話と、外壁材の木仕上げの説明や地産地消で地域を活性させたいとの熱い想いをお話してくださったそうです。
真剣に聞き入る視察者たちです。



中に入り、重要なポイントは質問&メモ&写真


パッシブ換気のからくりはこちら。床下にもぐって勉強したそうです。


そしてこの画像は何だか分かりますか?


パッシブ換気のサーモグラフィーの画像です。色むらが少ないですよね。青い部分が外気の取り入れ口なので青いのです。その空気が温まり、室内に入るころには心地よい温度になり、心地よい空間となります。


サーモグラフィーも色むらがなく、24.9℃を表示しています。見ているだけでも暖かくなりませんか?

***

澄川の家を後にして、次に向かったのは山本亜耕先生のセミナーです。


セミナーではみんな真剣で、何より社員の大工さんからの質問が多かったとのこと。
普段から真剣に取り組んでいるからこそなんですね!

そして会食が始まり、またもや山本先生に質問攻め!
お食事をとる暇もなかったと思います、本当に申し訳ございませんでした。
今度は山本先生にゆっくりとお召し上がりいただけたらと思います(汗)


最後に、今回このような機会をくださいました紺野様、快くお見せくださいましたお施主様、たくさんの疑問を解消してくださいました山本亜耕先生。ツアーにあたりご協力くださいました皆様にスタッフ一同心よりお礼申し上げます。

ツアーを終え、クームスタッフの意識が変わったように思います。スタッフ一丸となり、クームの家づくりはこれからも進化し続けます!!

***後日追記

東北住宅新聞社様で、研修の様子を記事にしてくださっています!
札幌視察旅行<その1>札幌視察旅行<その2>
是非こちらもご覧ください。
このブログでご紹介できなかった、札幌編①のリスの写真もありますよ♪

パッシブハウスの研修ツアー ~札幌編①~

札幌ツアー初日は、地場の工務店の引渡し前の300mm断熱の現場を見学。
熱心に説明をしてくれる菊沢様の話にのめり込んでしまったそうで、写真が少ないようですが…

見学した後の感想は?
「見た事のない屋根の葺き方、細かな収まり、とても綺麗でした!」

「居心地が凄く良いおうちでした!」

「ジムニーが好きとの事で、意気投合して話が車に…」
…って社長~!!!とは言え、きちんと見学してきたようです、良かった…

***

[旧荒谷教授の家]
2日目は築36年目の旧荒谷教授の家を見学。
現在は荒谷教授のお弟子さんだった、タギ工学博士のお住まいです。


熱心に語ってくれるタギさん。
「中に入るとなんとも言えない心地よさ…構造に工夫がされていて断熱の厚さは36年前の建物にもかかわらずなんと360mm!!!自作のトリプルガラスに、LOW-Eフィルムを貼ったサッシ・・・・とにかくすごい!の一言!!!」興奮気味に私に語るスタッフですが、たしかに36年前の建物とは思えないほど、自然の摂理に逆らわない理にかなったお家、まさにパッシブハウスなのです。
5年前からタギさんが住み、今現在もこれからの家づくりの為の実験データーの収集をしているのだそうです。スゴイ!

中の様子とお家の構造です。


そして、36年間そのままの木の外壁、やはり自然素材は強いですね(感動~)

外で外壁の説明を受けている時に、リスが外壁を横に走って行ったそうです。
「カメラ間に合わなかった~…でもみんなの固い表情に笑顔が~。」…とは言っても写真ないんですけど…スミマセン

昼食はジンギスカン。いいな~いいな~食べたいな~

お腹いっぱい!2日目の研修はまだまだ続きます!

パッシブハウスの研修ツアー ~秋田編~

先日、クームのスタッフが秋田と札幌に研修ツアーへ行ってきました。
ツアーの目的はクームの今後の『300mm断熱・パッシブハウス』を造るための視察です。研修から帰ってきたスタッフに聞いた話をお伝えいたします!長編になりますので、秋田編と札幌編に分けてご紹介したいと思います♪まずは秋田編から

秋田では、有限会社もるくす建築社の佐藤代表にご自宅を案内していただきました。
外壁材に県産材である杉板を使用しています。現在、パッシブハウス認定を申請中とのこと!

ここでひとつ。「パッシブハウス」というのを皆様ご存じでしょうか?高気密・高断熱住宅というのは今までにもお伝えしてきたのですが、自然の恵みを最大限に活用してエネルギー消費を抑えた『燃費の良い家』がパッシブハウス。
それには太陽の力が必要不可欠なのですが、太陽の力と言うと思い付くのは太陽光発電ですよね。それもひとつあるのですが、パッシブハウスでは冬の暖房代わりにも太陽光を利用します。南面に大きな窓をつけてそこからの日射取得でお家を暖めるのです。それじゃあ夏は暑いのでは?と思ってしまいますが、太陽の高度は夏と冬では違うので(夏は高く冬は低くなります)夏は庇(ひさし)で太陽光を遮られるように長さや形状を設計します。燃費が良く、環境にも良く、デザインも良く長持ちする。そんなハイブリッドな家がパッシブハウスです。

佐藤代表のご自宅では照明や家電などで使用する電気はソーラーで発電、暖房は日射取得をメインにしています。石やブロックに熱を蓄熱出来る構造も設けているそうです。


調理のためのコンロも薪仕様です。給湯はオリジナルの集熱コレクターでまかなうのだそうです。


細かな収まりの美しさに「計算しつくされた数々の収まりに見とれました!」とは社長談。



今後の参考になった!という収まりと、道具だそうです。インテリア担当の私には「?」なのですが、後で詳しく聞きたいと思います!



今回のツアーで感じたこと、これからやるべきことは?と、スタッフに聞いてみました。
「まずは今ある自社のノウハウを整理!それから研修で学んだことを活かしてデータ(実績)を積み上げれば、性能を上げてもイニシャルコストを抑えたいい家ができると思います!それから、もっともっと勉強をする事、計算数値・情報だけに頼らず自ら計算・体感をして実行する事!!」とのこと。

松岡修造さんばりのやる気がみなぎっておりました!これからの家づくりがさらに楽しみになりました♪

最後になりましたが、今回のツアーにあたりご配慮くださいました佐藤代表には、心より御礼申し上げます。

イカ箱のご報告

こんにちは
前回のブログでもご紹介していた、先週末行われた『サスティナブルなインテリアデザインを考える展』。
無事に終了いたしました。

遠方にもかかわらず、クームスタッフや友人が駆けつけてくれました。本当にありがとうございました!

私は子供部屋を担当し、イカ箱でお子様用のワードローブとおままごと用のドレッサーをつくったのですが…

こんな雰囲気に仕上がりました

ワードローブは閉めるとこのようになっています。
左のほうの床に置いてあるのがドレッサーで、フタを閉めるとトランクのように持ち運べるようになっています♪

他の皆様の作品も素晴らしく、皆様のアイデアやセンスを盗みながら、コーディネーターとしてますます頑張っていかなければ!と思った企画展でした。