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パッシブ技術研究会ご一同様、ご案内~!

前のブログでちょっとだけ予告した、パッシブ技術研究会の方々がクームのお家を見にいらっしゃいました。建材屋さんも交えて、なんと15名もです!
著名な先生もいらっしゃるので緊張しながら、新幹線で七戸十和田駅に到着した皆様を、クームのお家へお連れします。


初日の1件目は、この前内覧会をした六ヶ所の「ダイニングから始まる家」。

弊社社長や参加者の皆さんが手にしているのは、光熱費のシミュレーションや設計ポイントなどが書かれた冊子です。皆さん、じっくり読んでます!
パッシブ換気に関することから、この建材何て言うの!?(・∀・)と色々質問があったそうですよ。


次は野辺地の「空に臨む家」へ。

作り手側だけでなく、実際に住んでいるお施主様からのお話も聞きます。
パッシブ技術研究会は、北海道発祥のパッシブ換気を暖かい地方でも広めよう!という団体さんで、関東より南の会員さんが多いのですが、寒い雪国のお家・その暮らしはどう映ったでしょうか…?


初日最後は、クームの事務所でプチセミナー。

クームの広報から工法まで、いろんな取り組みについて駆け足ではありますがご紹介。
30分ほどだったので広く浅くなりましたが、その後の懇親会では深~い話があったのではないでしょうか!


***


2日目は、せっかくの機会だから十和田市の建築ツアーをしよう!ということで、世界的建築家が設計した3つの施設を見て回りました(*'ω'*)


最初は市民交流プラザの「トワーレ」。設計は、今建てている新国立競技場をデザインした隈研吾さんです!


子供たちが遊ぶスペースですが、大人だって遊べちゃいます!
ころころころころ~(*'ω')ノ三〇


次は西沢立衛さん設計の現代美術館!
外に見えるおばけちゃんもカワイイですよね。


写真をパシャパシャ!作品をじっくり見てるのかなー?と思ったら!
やっぱり皆さん建物を撮っていたのでした(笑)良い建物を見たら、通り過ぎるのではなく記録に焼き付ける。これはもう、建築家のサガですね…。
それにしても皆様とても楽しそうに撮ってました(*^▽^*)


3つ目は市民図書館です。光の教会をはじめ、印象的なコンクリートの建築物を世界中で手がける安藤忠雄さんの設計です。

光で溢れるコンクリートのホール。住宅、というレベルでこの空気感を出すことは難しいですが、はっとさせられるような作りですよね…。


居心地が良いのは、建物だけでなく外とのつながりも考えられているから。
皆様何かインスピレーションを得られましたでしょうか!

***

さて、ここからクームのお家見学の再開です。
見学会もした七戸の「景色と繋がる家」へ。

ツーバイのお家をたくさん建ててきたクームらしさを出しつつも、北海道のデザインに大きな感銘を受けて設計されたお家です。引き続きシャッター音でにぎやかでした。
また、お施主様にはたくさん質問があったようで…、この日のために予定を空けていただくだけでなく、準備もしてくださり、本当にありがとうございました!(≧ω≦)


最後は、七戸で建築中の「日差と空を楽しむ家」を見てもらいました。

本州でも、北海道と同レベルの寒い地域に指定されている(旧)七戸町。
皆様暖かい地域の方なので、300mm断熱と窓ガラスが3層もあるトリプルサッシを見てどう思われたでしょうか?
断熱性能は寒さだけでなく、暑さ対策にも使えます。
クームも皆様のお家づくりを勉強させていただいているので、ここで見たことが皆様のお家づくりの参考になったら幸いです!

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これにて研修日程はひとまず完了!最後は駅まで皆様をお見送りしてきたのでした。

ご紹介する立場ではありましたが、貴重なお話も聞け、大変有意義な研修でした。
この研修が皆様にとっても、「つくりのいい家」につながったらとても嬉しいです(≧▽≦)
今度クームが皆様のお家を見に行くときは、よろしくお願いしますね!

また、この場を借りてではありますが、快くお住まいのご紹介、訪問を許可してくださったお施主様にも感謝申し上げます。
お施主様が快適に暮らしていることを、言葉として聞くのは作り手として大変嬉しいことです。このお家を作って良かった!という、出来上がったときの気持ちが強く思い出されました。
今後も何かとお願いすることがあるとは思いますが、その時はどうかよろしくお願いいたします。