カウンターやデスクは、「ただの板」ではありません
隣接する壁の棚もオリジナル造作にすることで、おしゃれな雰囲気がアップ!また、壁のクロスや照明とコーディネイトできるのも造作ならでは。

カウンターやデスクは、「ただの板」ではありません

本を読んだり、仕事や家事をするためのカウンターやデスク。造作で作る時のポイントは3つあります。まずは機能性。造作カウンターでは、使う方の用途や好み、椅子の高さなどに応じて、高さや幅、奥行きサイズを自由に決められます。だから既製品にはないフィット感が生まれます。また、カウンター自体にコンセント差込口をつけたりする事も可能。たとえ材料が一枚の板だとしても、もはや、オーダー家具に近い存在といえるのではないでしょうか。

シンプルだけど、仕上げ方で表情はずいぶん変わる

シンプルだけど、仕上げ方で表情はずいぶん変わる

次は塗装の仕上げについて。まずは、着色するかクリアにするかの選択ができます。そして塗装の種類としては、木の温もりや手ざわりを活かすならオイル塗装がオススメ。ただ、塗膜がないため水廻りには適しません。対してウレタン塗装は水廻りに強いものの、塗膜があるので木の風合いは味わえません。用途や好みで選ぶといいですね。そして最後は見た目のこだわりについて。クームの造作では、天板手前の角を丸く仕上げたり斜めにしたり、好みに合わせて様々に加工しています。ちょっとしたところですが、シンプルだからこそ、細部のこだわりが日々の満足と愛着を深めるのです。