ビタミンB1とB2で疲労回復!ふだんは豚肉、たまにはうなぎで。

ビタミンB1とB2で疲労回復!ふだんは豚肉、たまにはうなぎで。

疲労回復に欠かせない栄養素、ビタミンB1とB2。どちらも体のエネルギーを作る際に必要なので、不足すると元気が出なくなっちゃいます。その両方を含むスーパー食材が豚肉とうなぎ。まず豚は、青森県の飼育頭数が全国上位レベルなのでスーパーでも目にしやすいですよね。焼肉でも冷しゃぶでも気軽に食べたいものです。そしてうなぎ。全国的に貴重な天然ものは本県の小川原湖産が漁獲量日本一!湖の近くの飲食店で食べられるので、せっかくの地元の名産品、ここぞの時にいただきましょう!

栄養ドリンクでおなじみ、タウリン。ホタテ、イカ、タコでおいしく食す。

栄養ドリンクでおなじみ、タウリン。ホタテ、イカ、タコでおいしく食す。

「タウリン1000mg配合!」というフレーズで有名なタウリン。肝臓の働きをよくし、筋肉にもよい作用をするとされています。そもそもタウリンは貝類をはじめとする魚介類に多く含まれている栄養素。青森県の身近なものでいえば、全国有数の生産量を誇るホタテ、そしてイカやタコにも豊富です。どれもお刺身でおいしくいただけるし、ホタテやイカならBBQの具材にしてもいいですね。中でもホタテは含有量が多く、1~2個食べると1日あたりに必要なタウリンを摂れちゃうんですよ。

疲れをいやす、クエン酸。爽やか風味のトマトがオススメ。

疲れをいやす、クエン酸。爽やか風味のトマトがオススメ。

クエン酸には、疲労物質である乳酸を分解する働きやミネラルの吸収を助ける作用があり、夏の疲れをいやすにはぴったりの栄養素といえます。レモンなどの柑橘類や梅干しなど、いかにもすっぱいものにたくさん含まれますが、青森県内での生産量が多く(七戸町の特産でもありますね)、食べやすいという点ではトマトが最適!野菜の中ではトップクラスのクエン酸が含まれ、抗酸化作用をもつリコピンもたっぷりです。また、ミニトマトも小さいけれど栄養価が高いので、フルーツ感覚でどうぞ。

これぞスタミナの源、アリシン。にんにくは、やっぱりスゴい!

これぞスタミナの源、アリシン。にんにくは、やっぱりスゴい!

最初にご紹介した、疲労回復に効果的なビタミンB1。その吸収をよくして効果を高めてくれる栄養素がアリシンです。これは玉ねぎやニラなどに含まれている成分ですが、夏の疲れに食べるなら何といってもにんにくでしょう!元気の源&滋養強壮の代表的な存在であり、にんにく生産量日本一の青森県では、とても身近な食材です。においは気になるものの、料理に使うと独特の香ばしさが引き立ち、食欲がわいてきますよね。ただし、食べ過ぎるとおなかを壊すこともあるので、控えめに。

アミラーゼが、胃腸をサポート。ネバネバながいもで、元気に!

アミラーゼが、胃腸をサポート。ネバネバながいもで、元気に!

ここまで「食べて元気になれる」食材を紹介してきましたが、胃腸自体が弱ってて…という方もいるかもしれませんね。そんな方はぜひ、地元の特産、ながいもを食べましょう。ながいもにはアミラーゼという消化酵素が含まれていて、その量は大根よりも多いとのこと。また、ネバネバする成分が胃粘膜を保護してくれるので、他のネバネバ食材(オクラや納豆、メカブなど)と一緒にとろろ丼にすると、食欲がわかないときでも胃にやさしく、さっぱり食べられて元気になれそうです♪