長持ちでメンテナンスフリー!樹脂サイディング。

樹脂サイディングの原料は、プラスチックの一種の塩化ビニル樹脂。ひび割れや変形が生じにくいので長寿命なのが大きなメリットです。また、水に強いうえ塩害を受けにくく、塗り替えの必要もないため約30年間メンテナンス不要といわれています。さらに軽量なので地震の際に家にかかる荷重負担が少ないのも長所。短所としては、色やデザインの種類が少ないことが挙げられます。

個性が際立つ、こだわりの外壁タイルと塗り壁。

そして最後に2つご紹介。1つめは外壁タイル。タイルを一枚一枚貼り付けているので、タイルならではの高級感や風合いが楽しめます。汚れや傷に強く、凍害も起きにくいのでメンテナンスは比較的ラク。ただ初期費用が高めなことと、接着剤の劣化などではがれることもあるのが短所といえます。

もう1つは塗り壁。塗り方や色のチョイスによって多彩な表情を楽しめるのが大きな魅力です。一方で施工の手間がかかるので費用は高め。また、汚れや経年変化が目立ちやすい特徴を短所と感じることもあるかもしれません。

以上、4回にわたってご紹介してきましたが、どの外壁材も一長一短。それらを理解したうえで選んでほしいと思います。