夜空にドーンと咲く、花火。近くで見てよし、遠くでもよし。
夏の夜の一大イベントといえば、花火大会。ただ、去年の夏は県内ほとんどが中止で、今年もまだ開催が不確定な大会が多いようです。そんな中、南部地方で早々と開催決定しているのが8月21日の八戸花火大会。規模も大きいのでとっても楽しみ!(地元しちのへ夏まつりもまだ詳細未定ながら開催を期待)。間近で見る花火の迫力はものすごいですが、もし会場の密を避けたい場合は少し離れた所から眺めるのも風情があっていいものですよ。「遠花火」なんていう言葉もあるくらいですから。
キャンドルナイトで味わおう、いつもと違う、スローな時間。
夜の数時間、電気を消してキャンドルの明かりだけで過ごしてみよう、というキャンドルナイト。約20年前から始まった世界的なムーブメントで、夏至の日と冬至の日を中心に各地でイベントが開催されたり、それぞれ自宅で楽しんだりしています。ゆらめく炎を眺めていると、心が穏やかになっていくのがいいですね。最近は雑貨屋さんでも、アロマキャンドルやきれいなキャンドルグラスがあるので、お気に入りを見つけるのもオススメ。ただし、火の扱いには気をつけて!火の用心、ですよ。♡
スーッと飛んでいくホタルの光。子どもも大人も、うっとりです。
清少納言も夏の夜の楽しみに挙げたホタル。現代の暮らしではなかなか出会えませんが、身近な鑑賞スポットとして行きやすいのは七戸町の東八甲田家族旅行村。キャンプの夜にホタル鑑賞できれば、思い出を美しく彩ってくれそうです。また十和田市や東北町でも例年、ホタル鑑賞会をしている場所があるので、お出かけ前に開催情報をチェック!なお、暗闇での観察となるのでケガのないよう足元を確かめ、ホタルを捕まえない、私有地に入らない、騒がない、などのマナーは守ってくださいね。
今年もまたやってくる、流星群。願いごと、たくさん用意しよう。
毎年、決まった時期に観測できるのが流星群の律儀な(笑)ところ。夏のもので有名なのが、三大流星群のひとつ、ペルセウス座流星群。8月11~13日にもっとも多くなり、暗い場所なら1時間に30個程度、見られそうです。ただ、今年は残念ながら8月12日が満月で明るすぎるため、実際見られる数は少ないかも…。見つけやすくするコツは、最初に15分ほど暗闇に目を慣らすこと。そして流星群は夜空全体どこにでも現れるので、視野を広くして眺めること。リラックスして待ちましょう♪
ご存知ですか?「工場夜景」。異世界の魅力に引き込まれます。
一般的な夜景は高台から夜の街全体を眺めるものですが、10年ほど前から全国の工業都市で、ライトアップされた工場の夜景が人気を集めています。ネット上に発表されている様々な工場夜景の写真を見ると、どれも幻想的な雰囲気にあふれ、SFのような「異世界」の魅力に何だかワクワク!青森県内で見るなら、やっぱり八戸市。工場のダイナミックな迫力、海面に映るまばゆい光、生きもののように立ち上る煙の躍動感など多彩な表情が楽しめます。意外性のあるデートコースにもよいかも♡