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24時間換気とは?第1種・第3種の違いやパッシブ換気のメリットをわかりやすく解説

24時間換気の種類と選び方。後悔しないために知るべき「パッシブ換気」と「気密」

「24時間換気システム」は、家族の健康を守る必須設備ですが、「第1種と第3種、どっちが良い?」「電気代や音は?」と迷う方も多いはずです。毎日吸い込む空気に関わる設備だからこそ、長く安心して使えるものを選びたいですよね。

本記事では、青森県(八戸市・十和田市・三沢市周辺)で機械に頼らない「パッシブ換気」を追求し、設計士が一貫して家づくりに伴走する建築工房クームが、24時間換気の仕組みと選び方を徹底解説します。

建築工房クームのリビング施工事例写真

実は、換気システム選びで後悔しないためには、カタログの性能数値だけでなく「30年後の暮らし」を想像することが大切です。この記事では、

  • 第1種・第3種のコストとメンテナンス性の違い
  • 機械動力を使わない第3の選択肢「パッシブ換気」のメリット
  • 換気を機能させるために不可欠な「気密性(C値)」の話

など、プロの視点で「トータルコストで損をしない選び方」をお伝えします。ぜひ、家づくりの参考にしてください。

目次

24時間換気システムって何?【2時間に1回、空気を入れ替える仕組み】

「24時間換気システム」とは、その名の通り、窓を開けなくても機械の力で24時間365日、家の中の空気を入れ替え続ける設備のことです。 具体的には、「2時間に1回、家中の空気がすべて入れ替わる」風量が確保できるように設計されています。

キッチンやお風呂の換気扇とは異なり、生活していると気づかないほどゆっくりとしたスピードで、常に新鮮な外気を取り込み、汚れた室内の空気を外へ排出しています。 「電気代がもったいないから」とスイッチを切ってしまう方もいらっしゃいますが、ご家族の健康と家の寿命を守るために、常時稼働させておくことが大原則です。

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なぜ必要?法律で「義務化」された理由とシックハウス対策

以前はなかったこの設備が、なぜ今の新築住宅には必ず付いているのでしょうか。 背景にあるのは、2003年(平成15年)の建築基準法改正による「設置の義務化」です。

かつて、住宅の高気密化が進む一方で換気対策が不十分だった時代に、建材や家具の接着剤などに含まれる化学物質(ホルムアルデヒドなど)が室内に充満し、めまいや頭痛、アレルギー症状を引き起こす「シックハウス症候群」が大きな社会問題となりました。 これを受けて国は、化学物質の発散が少ない建材の使用を義務付けるとともに、室内の化学物質濃度を下げるための「機械換気設備の設置」を義務付けました。つまり、24時間換気システムは、家族の健康被害を防ぐために法律で定められた必須の設備なのです。

昔の家とは違う?高気密な現代住宅には「計画的な換気」が不可欠

「昔の家にはそんな機械はなかったのに、なぜ今は必要なの?」と疑問に思うかもしれません。 その理由は、昔と今とで「家のつくり(気密性)」が劇的に変化したからです。

昔の日本の家屋は、窓廻りや床・壁・天井の隙間が多く、「隙間風」によって自然と空気が入れ替わっていました。しかし、現代の住宅は省エネ性能を高めるために「高気密・高断熱」で作られており、家全体が魔法瓶のように密閉されています。 隙間がない分、冷暖房効率は格段に良くなりましたが、機械で強制的に換気をしないと、汚れた空気や湿気が室内に閉じ込められてしまいます。

人の呼吸による二酸化炭素濃度の上昇や、生活臭のこもり、さらには結露やカビの発生を防ぐためにも、空気の入口と出口を設計した「計画的な換気」が現代の住まいには欠かせません。

一般的な「第1種換気」と「第3種換気」の違いをわかりやすく解説

24時間換気システムには、換気の「方法」によっていくつかの種類がありますが、日本の住宅で一般的に採用されているのは「第1種換気」と「第3種換気」の2つです。

大きな違いは、「空気を入れる(給気)」と「空気を出す(排気)」のどちらを機械で行うか、という点にあります。 それぞれの仕組みと、実際の暮らしにおけるメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

家づくりについての疑問に対し、住宅のプロが答えるイメージイラスト。

【第1種換気】熱交換システムで、室温低下を防ぐ機械式

「第1種換気」とは、給気と排気の双方を機械で行う換気方法です。現在は熱を回収・再利用する「熱交換」機能付きの製品が主流で、換気による熱ロスを抑えて室内の暖かさを保ちやすいのがメリットです。

また、高性能フィルターを搭載した機種であれば花粉などの侵入も防げますが、フィルター性能を維持するためには数ヶ月に一度のこまめな清掃や交換が欠かせません。

ダクトで各部屋をつなぐ方式が殆どですが、ダクト内のカビや埃の清掃が難しく交換が必要になる場合は高額な費用が発生します。

【第3種換気】排出する時だけ機械を使うから、設置費用が安く済む

「第3種換気」は、排気のみを機械で行い、給気は給気口(ガラリ)から自然に取り込む方式です。 室内の空気を機械で強制的に外へ出すことで、家の中が少し気圧の低い状態(負圧)になり、その分だけ自然と外の空気が入ってくる、という仕組みを利用しています。

構造がシンプルであるため、第1種換気に比べて設置費用(初期費用)を大幅に抑えられるのが最大のメリットです。 また、ダクト(空気の通り道)を使わないケースも多いため、メンテナンスが比較的容易で、将来的な故障リスクも少ない傾向にあります。 多くの日本の住宅で標準的に採用されている実績のある方式ですが、外気がそのまま入ってくるため、給気口の近くでは冬場に寒さを感じやすいという点には注意が必要です。

どっちがお得?初期費用・電気代・メンテナンスの手間を比較

「結局、どっちを選べばいいの?」と迷われる方のために、気になるコストと手間を比較してみましょう。

<第1種換気(熱交換あり)>

  • 初期費用:高い(数十万円〜)
  • 月々の電気代:やや高い
  • 冷暖房費:削減できる(省エネ)
  • メンテナンス:手間がかかる(フィルター清掃・交換)
  • ダクト交換:高い(数十万円~)

<第3種換気>

  • 初期費用:安い
  • 月々の電気代:安い
  • 冷暖房費:外気の影響を受ける
  • メンテナンス:比較的楽(給気口・換気扇の清掃)

家づくりを進める上で、どちらがお得かを考えているさまを、住宅小物と天秤を用いて表現しているイメージ写真

単純な導入コストや機械の電気代だけで見れば、圧倒的に「第3種換気」がお得です。 しかし、「第1種換気」は熱交換によって冷暖房のエネルギーロスを減らせるため、光熱費全体で見ると差が縮まる、あるいは逆転するケースもあります。

「初期費用を抑えてシンプルに暮らしたい」なら第3種、「コストがかかっても、一年中温度ムラの少ない快適な空気環境を最優先したい」なら第1種、というように、予算と快適性のどちらを重視するかで選ぶのが正解です。

第3の選択肢「パッシブ換気」とは?機械に頼らないメリット

これまでに紹介した「第1種換気」や「第3種換気」は、いずれもファン(機械)の力を使って空気を動かす方法でした。それに対し、機械の動力を基本的には使わず、温度差という自然のエネルギーで換気を行うのが「パッシブ換気」です。またダクトレス方式なのでカビや埃の心配もありません。

北海道などの寒冷地で開発・普及してきた技術ですが、その快適性と省エネ性能の高さから、近年では「第3の選択肢」として注目を集めています。 自然の力で空気が循環するため、停電時でも換気が止まることがないという、災害への強さも大きな特徴です。

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暖かい空気は上昇する!自然の力(温度差)で家全体を呼吸させる仕組み

「機械を使わずに、どうやって空気を入れ替えるの?」と不思議に思われるかもしれません。 パッシブ換気が利用するのは、「暖かい空気は軽くなって上昇する」という自然の物理法則(煙突効果)です。

具体的には、床下から取り入れた新鮮な冷たい外気を、地熱や床下暖房などで温めます。温まった空気は自然と上昇気流となり、壁の中や部屋を通って家全体を巡り、最終的に屋根に設置された排気塔(煙突)から汚れた空気として排出されます。

この温度差による空気の流れを利用することで、冬場は強力な換気能力を発揮します。一方で、室内外の温度差が小さくなる夏場は自然の力だけでは換気が弱まることがあります。そのため、夏場だけは小さな補助ファンを併用する「ハイブリッド換気」に切り替えるなど、季節に合わせた運用で一年中快適な空気を維持します。

この仕組みを実現するには、非常に高い断熱性と気密性が求められます。

音もしない、風も感じない。自然な呼吸のような空気環境

パッシブ換気の大きなメリットの一つが、生活環境の「静けさ」です。 ファンやモーターといった駆動部品がないため、機械音が一切しません。就寝時に換気システムの「ブーン」という低い回転音が気になって眠れない、という悩みとは無縁の静寂な空間が手に入ります。

また、機械的な風を起こさないため、「エアコンの風が直接当たって不快」といった気流感によるストレスがないのも特徴です。家全体が静かに、ゆっくりと呼吸するような、自然で穏やかな空気環境が実現します。

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高所のフィルター掃除から解放!家事負担を大幅カット

一般的な換気システムのような、天井付近のフィルター掃除は必要ありません。 新鮮な外気を取り込む給気口は、室外の低い位置に設置され、虫やホコリが入らないように、市販の排水口ネットを被せるだけでOK。脚立に登る危険な作業がいらず、誰でも簡単にチェックできるため、「掃除が面倒で放置してしまい、結局空気が汚れている」といった事態を防ぎます。

「機械」にお金をかけるか、「家そのもの」にお金をかけるか

パッシブ換気を採用する場合、特別な機械を買う費用はかかりませんが、その仕組みを成立させるために「家の断熱・気密性能」を極限まで高める必要があります。 建築時の費用はかかりますが、それは10年で壊れる機械への出費ではなく、50年、60年と家族を守り続ける「家の性能(資産)」への投資です。

将来必ず発生する数十万円単位の「換気設備本体の交換費用」の心配がなく、毎月の電気代も大幅に抑えられることを考えれば、トータルコストでは最も賢い選択肢と言えるでしょう。日常的なお手入れは給気口ネットの交換程度ですが、長く安心して使うために、数年に一度は屋根の排気口の点検をおすすめします。

24時間換気と「全館空調」は別物?よくある勘違いを整理

「全館空調があれば、24時間換気はいらないのでは?」 家づくりを進める中で、この2つを混同されてしまう方は少なくありません。どちらも家全体の空気を管理するシステムですが、実はその「目的」と「役割」は全く異なります。

簡単に言うと、24時間換気は「空気の汚れを追い出す」ための必須設備であり、全館空調は「家の中を快適な温度にする」ための任意設備です。 この違いを正しく理解しておかないと、予算配分や設備の優先順位を決める際に迷ってしまう原因になります。それぞれの違いを整理してみましょう。

住宅とはてなマークを持つ手

換気は「空気の入替」、全館空調は「温度の調整」で役割が違う

2つのシステムの決定的な違いは、「何を管理しているか」にあります。

<24時間換気システム:空気の「質」を管理>
シックハウス症候群の原因となる化学物質や、二酸化炭素、生活臭などで汚れた室内の空気を外に出し、外の新鮮な空気を取り込むことが目的です。法律(建築基準法)で設置が義務付けられており、原則として止めることはできません。

<全館空調システム:空気の「温度・湿度」を管理>
リビングだけでなく、廊下や脱衣所、トイレに至るまで、家中の温度を均一に調整することが目的です。いわば「家全体を冷暖房する巨大なエアコン」のようなもので、設置は法律で義務付けられていませんが、ヒートショック対策や快適な暮らしのために導入されます。
(※ちなみに全館「暖房」という考え方もあり、全館空調に限らずとも家中温度差のない快適な暮らしを作ることも可能です)

ただし、近年の全館空調システムの多くは、この「24時間換気機能」もセットで組み込まれていることが一般的です。そのため、「全館空調を導入すれば、別途換気扇を付ける必要がない(システムが兼ねている)」というケースが多いのが実情です。

全館空調を入れる場合でも、換気(空気の通り道)の計画は重要

「全館空調が入っているから、空気のことは機械任せで大丈夫」と安心するのは早計です。どれだけ高性能な全館空調を入れても、「換気計画(空気の通り道)」と「気密性(C値)」がしっかり設計・施工されていなければ、その性能は発揮されません。

もし家に隙間が多い(気密性が低い)と、全館空調で快適な温度に調整された空気が隙間から逃げてしまい、電気代の無駄遣いになります。さらに、計画外の隙間から湿った空気が入り込むことで、壁の中で結露が発生し、カビの原因になるリスクさえあります。

全館空調の効果を最大化し、常に新鮮で快適な空気を家中に巡らせるためには、建物の「気密性能」を高め、空気が淀みなく流れるような「換気計画」をセットで考えることが不可欠です。

どんなに良い換気システムも「隙間だらけの家」では意味がない

「最新の第1種換気システムを入れたから安心」と思っていませんか? 実は、どんなに高性能で高価な換気システムを導入しても、家の「気密性(隙間のなさ)」が確保されていなければ、その性能はほとんど発揮されません。

換気システムは、家の中の空気を計画的に入れ替えるための「エンジン」のようなものですが、その空気が通る「道」である家自体に穴が開いていては、エンジンが空回りしてしまうからです。 「換気」と「気密」は、切っても切れないセットの関係にあります。

木の家とノートと豆電球の絵

穴の空いたストローと同じ?換気を機能させるには「気密性(C値)」が命

この関係性は、よく「ストロー」に例えられます。 ストローでジュースを飲むとき、ストローの途中に穴が空いていたらどうなるでしょうか? いくら強く吸っても、そこから空気が入り込んでしまい、肝心のジュース(新鮮な空気)を口まで吸い上げることができません。

住宅もこれと全く同じです。 換気扇(排気)が一生懸命汚れた空気を外に出そうとしても、家じゅうに隙間(穴)があると、本来空気を取り込みたい「給気口」からではなく、換気扇に近い隙間から空気が勝手に入ってきてしまいます(ショートサーキット)。 これでは、リビングや寝室の奥にある汚れた空気はいつまでも滞留したままになってしまいます。

この家の隙間の大きさを表すのが「C値(相当隙間面積)」という指標です。数値が小さいほど隙間が少なく、換気システムが計画通りに機能する「高気密な家」であることを示しています。一般的にC値1.0c㎡/㎡以下が高気密とされ、パッシブ換気を採用するにはC値0.5c㎡/㎡以下が必要です。

新鮮な空気を吸うために知っておきたい、家の隙間の話

「隙間から空気が入るなら、それでも換気になっているのでは?」と思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。 計画された「給気口」には高性能なフィルターが付いており、花粉やホコリなどを除去した「きれいな空気」を取り込めるようになっています。

一方、家の隙間から勝手に入ってくる空気(漏気)はどうでしょうか。 多くの場合、壁の中や床下、天井裏といった、普段掃除ができない場所を通って室内に入り込みます。つまり、ホコリやカビの胞子、湿気などを含んだ「汚れた空気」を呼吸する可能性があるのです。

特に恐ろしいのは、壁の中で発生する「結露」です。隙間風が運ぶ湿気によって壁の中が結露し、そこで発生したカビが室内に流れ込むことこそが、ご家族の健康を脅かす最大のリスクなのです。

家族の健康を守るための換気システムが、逆にカビや汚れを引き込む原因にならないよう、隙間をしっかりと塞ぐ「気密施工」が何より重要なのです。

失敗しない換気方式の選び方|30年後の暮らしを想像してみよう

家づくりにおいて、キッチンや間取りにはこだわっても、「換気システム」は設計担当者に勧められるがまま決めてしまう方が少なくありません。 しかし、換気は「空気の質」だけでなく、日々の快適性や将来の出費に直結する重要な要素です。一度設置すると、リフォームでシステムごと入れ替えるのは大掛かりな工事が必要となり、容易ではありません。

「子供が成長したとき」「定年退職して家にいる時間が長くなったとき」など、30年、40年先の暮らしまで想像し、ご家族にとって後悔のない選択をすることが大切です。

積み木と家族

「音」や「掃除」は毎日のこと。ストレスなく暮らせるのはどっち?

換気方式を選ぶ際、カタログのスペック(熱交換率など)ばかりに目が行きがちですが、実際の生活で「満足度」を左右するのは、「音」と「メンテナンスの手間」です。

<音のストレス>
機械式の換気システム(第1種・第3種)は、どうしてもモーターの稼働音や風切り音が発生します。特に、寝室や書斎など静かに過ごしたい場所の近くに本体や給気口があると、夜間の「ブーン」という低い音が気になってしまうことがあります。音に敏感な方は、設置場所に配慮するか、そもそも機械音のしない「パッシブ換気」などの検討をお勧めします。

<掃除のストレス>
「24時間換気」は、フィルター掃除をサボると性能が落ちるだけでなく、ダクト内の汚れやカビの原因になります。しかし、天井や高い壁に設置されたフィルターを毎月外して掃除するのは、なかなかおっくうなもの。「脚立を使わずに掃除できるか」「そもそも掃除が不要か」といった視点は、長く住む上で非常に重要です。

建築費だけで決めると後悔する?「生涯コスト」で比較しよう

家づくりでは建築費(イニシャルコスト)を抑えることに意識が向きがちですが、換気システムに関しては、住み始めてからかかる費用(ランニングコスト)や、将来の修繕費を含めた「生涯コスト(ライフサイクルコスト)」で比較することが鉄則です。

<第3種換気>
初期費用は最も安いですが、外気の影響で冷暖房費がかさみやすく、10〜15年ごとに換気扇の交換費用が発生します。

<第1種換気>
熱交換により冷暖房費は抑えられますが、初期費用が高く、機械本体やフィルター交換の維持費も高額になりがちです。

<パッシブ換気>
建築時の初期費用はかかりますが、電気代やフィルター代、将来の機械やダクト交換費用が「ゼロ」です。

ライフプランや住宅費用のイメージ

目先の数十万円の差だけでなく、「30年間で総額いくら払うことになるのか?」を試算してみると、本当にお得な選択肢が見えてきます。

まとめ:換気システム選びの正解は、「機械の性能」ではなく「家の性能」にある

本記事では、24時間換気の仕組みや種類の違い、そして機械に頼らない家づくり「パッシブ換気」について解説しました。

結論として、後悔しない換気システム選びとは、「第1種か第3種か」という機械のスペック比較だけで決まるものではありません。「30年後もフィルター掃除を続けられるか」「機械の騒音や交換費用に悩まされないか」という長期的な視点、そして何より、換気を計画通り機能させるための「気密性能(C値)」が確保されているかが決定打となります。

どんなに高価な換気システムも、家自体の気密性が低ければ本来の力を発揮できません。換気は「機械」ではなく、「家そのものの性能」とセットで考えるべきなのです。

建築工房クームの外観施工事例写真

私たち建築工房クームは、寒冷地である青森県(八戸市・十和田市・三沢市周辺)で、機械の動力に頼らず自然の力で空気を循環させる「パッシブ換気」の家づくりを追求してきました。 この仕組みは、メンテナンスフリーで静寂な環境を実現できる反面、ごまかしの利かない非常に高度な「断熱・気密施工」が求められます。

だからこそ、私たちは営業マンを置かず、最初のプランニングから設計、現場での施工管理まで、「設計士」が一貫してあなたの家づくりに伴走します。設計士が現場の隅々まで目を光らせ、数値に裏付けられた性能を確保するからこそ、理論だけではない「本当に快適な空気環境」をお約束できるのです。

毎日吸い込む空気だからこそ、機械任せにせず、「家自体が呼吸する」自然な暮らしを選んでみませんか? ぜひ一度、私たち設計士に、ご家族が望む理想の暮らしをお聞かせください。

【建築工房クーム 一級建築士:二ツ森 正勝】

【建築工房クーム 一級建築士:二ツ森 正勝】

長年の経験を活かし、設計・デザインの提案を通じてお客様と「これいいね」と価値を共有できる家づくりを大切にしております。家族が集い、笑顔が生まれるような、心安らぐ空間づくりに貢献いたします。