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おいらせ町

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建て方中です!

今週から建て方が始まりました!
柱を立てる前に、まずはコンクリートの基礎の上に気密パッキン、その上に土台を設置していきます。


ちなみに基礎がない部分には、鋼製束(こうせいづか、↓写真の左上)という材料をちょうどいい間隔で配置して、土台を支えますよ。
そして↓写真の左下にある黒いレールのような物が気密パッキンです。
外の空気が床下に入ってこないようにしてくれる、高気密住宅にはありがたいアイテム!


ところで、コンクリートは最初の2年位はゆっくりじわじわ~と水分が蒸発するって知ってましたか?
(そのためお引渡し後数年は、クームでは定期点検で床下に潜るようにしています)

土台の材料は木なので、直接コンクリートの上に乗せるのがちょっと心配に思うかもしれません。
(とはいえ、床下の通気がきちんとしてるおうちなら大丈夫ですよ)
その点、カッチカチの樹脂製の気密パッキンが基礎と土台の間に入ってくれると目に見えて安心ですね。

その他にも、パッキンには空気を通す通気タイプがあって、クームでは家の真ん中にはこの通気タイプも使っています。
床下の空気を動かして、カビを生えにくくしてるんですね。

ということで、基本的にクームでは、
外側は空気を通さず気密を高める&床下空間の暖かさ・涼しさを逃がさない
 +
内側は空気を通す・動かして、カビの発生を防ぐ。
の方針でおうちを作っています。

(ちなみに、床断熱・床下通気するタイプでは、パッキンの使い方が変わりますよ。
 土台まわり1つでも、いろんな方法があって奥が深いのです…!)

***

土台ができたらあとは一気に建て方が進みます。
べちゃべちゃな雪で材料が濡れてしまわないように、マッハで建てましたよ!



1階の下屋部分、2階の屋根部分とどちらもあるおうちですが、↑の写真は下屋部分です。
一見これだけで屋根に見えますが、この上にグラスウールの断熱材を載せて、更に屋根用の合板を載せてから屋根材を施工していきます。
柱(ここの場合正確には、束:つか、と言います)がぴょこっと飛び出していますが、これは屋根の傾斜に合わせた長さになっているんですよ。

適宜養生しながら、引き続き屋根を進めていきます!