間仕切り壁の中
ちょっと前ですが、大工さんが階段周りの仕上げをする所でした。
今回の階段横は壁になるタイプですが、壁の中身はこうなって↓います。
普通の間仕切り壁と同じように、表面は石膏ボード(写真のピンクの板)で覆われますが、その下は間隔をあけて下地の木材が入っています。
外壁と違って、間仕切り壁の中身はみっちり詰まっていないんですね。
(防音仕様のお部屋にしている場合、間仕切り壁の中には断熱材が入っていることがありますよ)
でも、その余裕があるから後で壁の中に配線を通せるわけです。
例えばエアコンの電源や安定しているネットワークケーブルなんかを新しく増やしたい、なんて時に壁の中が木材で詰まっていると、全部配線が表に出てきちゃうんですね。
配線隠し用の部材もあるので気にならない場合はそれでもOKですが、ドアの隙間を通してネットワークケーブルを引っ張ってくる…なんてことは実際にありますからね(´・ω・`;)
(WIFIルーターの種類やおうちの電波環境によっては中継器があっても不便なことも!)
さて、こちらは階段の裏側↓
階段の垂直な部材(蹴込:けこみ、と言います)に横長のスリットがありますが、これはパッシブ換気用に空気を循環させるためのものです。
階段の下は物置スペースになることもありますが、ここの床にスノコがある場合は、物を置いて全部塞がないようにしましょう!