PROJECT

暖炉のある家

暖炉のある家

十和田市

暖炉のある家

木のような窯業サイディング

外部では外壁張りが進んでいます。
この角度からだと、このお家のチャームポイントの窓が良く見えますね(^^♪


外壁を拡大してみると、小さめの板をうろこのように重ねた模様になっています。


このような模様・構造は北米ではよく使われていて、本物の木を使って屋根や外壁を仕上げます。その材料はウッドシェイク、ウッドシングルと言われます(レッドシダー(米杉)を使っているのでシダーシェイクとも言います)。

※それぞれの違い:
ウッドシェイク:木目が目立ってデコボコしている。斧で木材を手割りしたように、木の繊維に沿っているのが特徴で、主に屋根に使われます。
ウッドシングル:製材していてシェイクよりも木目が目立たず、シャープな印象。屋根だけでなく、壁にも使われます。

本物の木の特徴として、何も塗装しない素地の材は色が抜けていって、経年によりシルバーグレーになります。そもそもが“変化を楽しむ材料”と言えます。
(北米でよく使われる背景には、材の産地である他にも、ヴィンテージ・歴史を感じさせる建物の不動産価値が高い、住み継ぐことが普通に行われる文化なのもあります)


一方で、施工当時のまま木のオレンジを保ちたい!という場合もありますよね。
その場合、窯業(ようぎょう)系のサイディングを使う方法があります。

今回はその利点から窯業系を選びました。過去に施工した物件はこんな感じです。

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さて、お家の表側ですが、こちらの面も続けて外壁が張られていきますよ!
この時点で完成形がだいぶイメージできるようになりましたね(` ・ω・´ )