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ダイニングから始まる家

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六ヶ所村

ダイニングから始まる家

工事が始まりました

土留めを作ったらお家の基礎工事の開始です。


基礎を作る場所をショベルカーでどんどん掘ります。(床掘、とこぼりと言います)
その後、本格的に基礎を作るために地面コンクリートで均す、捨てコンをします。


この写真は捨てコンも終わって、その上に断熱材のEPS(蟻が食害しないように処理された白い発泡スチロール)と防湿フィルムを張っている所です。
地面から湿気が上がってくるので、防湿フィルムで防ぎます。

コンクリートだけでも湿気は防げるんじゃないの(・ω・`)?と思うかもしれませんが、意外とコンクリートは湿気を通します…!
布基礎の場合ですが、土間のコンクリートは60mm以上だと大丈夫だとされています(住宅金融支援機構の仕様の1つです。)
クームでは、150mmのコンクリート+防湿フィルムを使っているのでご安心ください~(*^ ^*)

さて、この後は土間の部分や基礎の立ち上がりを作っていきますよー!


***余談***

※住宅金融支援機構とは?

住宅ローンのフラット35で有名です。
旧名は住宅金融公庫、今でも公庫と言われる場合が多いかもしれません。
この団体はフラット35という、35年間ずっと固定金利のローンを扱っていますが、そのローンを受けるためにはお家の仕様に制限があります。
「安全で価値のある住宅にしかお金を貸しませんよ。最低限この仕様は守ってくださいね」ということで、日本の住宅仕様のバイブルを作っている団体とも言えます。

最近は色々と法令も改正されそうなので、建築士は日々勉強なのです!(` ・ω・´ )