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家族が集まる家

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十和田市

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クロス選びのこだわり

インテリアについて第2弾! インテリアコーディネーターNにインタビューしました♪


皆様、このクロスの組み合わせを見てどう思われます?
どれも植物柄(ボタニカル)のクロスです。


まとまりが無い!と思いませんでしたか?
線が太くてハッキリした柄や、ほわほわの綿毛をイメージさせるもの、ポップなパステル調など、同じ植物柄がテーマでも、こんなに違いがあります。

インテリアコーディネーターのN曰く、お客様へのクロス(壁紙)やカーテンの初回提案で気をつけているのは、「トーンをそろえること」だそうです。
お家のあちこちで上の写真のような、雰囲気が変わるクロスが出てきたらなんだか落ち着かないですよね。お部屋ごとに個性を出す場合でも、お家全体で見た時にゆるやかに雰囲気が繋がるものを選んでいます。


実際に柄物を使う時は、お部屋丸ごと使うと主張が強すぎるので、壁1面だけで他の面はシンプルな物を選んだり、ニッチ(壁を凹ませてできたディスプレイスペース)に使ったりします。
組み合わせるときも、柄物のクロスに入っている色に合わせて選んだり、まとまる配色にしたりと考えることがいっぱい! カーテンの組み合わせも一緒に考えるので、無限大の組み合わせから、コレだ!というのを選ぶのは毎回大変だそうです。

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他にもNの信条は色々あります。

前回お話した、柄物クロスは2年で廃盤になるというのにも関連しますが、できるだけ「同じ柄のクロスは2度選ばない」とのこと。(例外は、○○さんのお家と同じクロスが良いな!と指定を受けた時や、まだまだ使える所がある場合、幅を狭くしてアクセントラインとして使うなど形を変えて使うと引立ちそうなときです。)
やはりオンリーワンのお家は、壁紙だってオンリーワンにしたいのです。
そして、今回選ばれなかったクロスは、次回このテイスト好きな方に提案しようリストにストックされていくのです(`・ω・´)

「自分がお客さんだったら?と考えて、自分が気に入らない物は提案しない。お客様のお家は実験場ではないのだから」とも言っていました。
お客様から「Nさんの家でもこれ選びます?」と聞かれることもあるそうですが、その時は自信をもって「選びます」と答えられるようにコーディネートしているそう。

とは言っても、人それぞれ好みというものがあります。ドンピシャでサクサク決まることもありますが、イケル!と思っても外すときもあります。
お客様はとっても好きそう…でも、自分が、となると他のを選んじゃうな…。という組み合わせがあるときは、次の案として準備することも。
もしNが迷っている時は、お客様からこれが良いです!とおっしゃってください!この方向で良いんだな、と確信をもって再セレクトできるそうですよ♪

「スランプのときは苦しいけれど、楽しく選んでいます。お客様もワクワクしながら選んでください!」とのこと。以上、Nへのインタビューでした!

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どうでしたか?
2回に分けてのクロス編でしたが、これはインテリアコーディネーターのお仕事の一端です。
どこかでカーテン編もご紹介するのでお楽しみに!