PROJECT

光が射す家

光が射す家

三沢市

光が射す家

何かが地面から出てます!

床掘(とこぼり:基礎の形に合わせて事前に地面を掘ること)された箇所から、石のような物が出てます。

しかも何本か折れてる!?

いえいえ、大丈夫です(^^)
これは杭(パイル)と言って、家を支えるために地面に打ち込まれたものです。
折れているように見えたのも、長すぎるので切ったものです。

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クームではお家を建てる前に、地盤調査の業者さんに調査をお願いします。
出てきた結果を解析してもらい、お家が自沈層(※)の上にあって不同沈下(建物が傾く、ある方向にだけ沈むこと)が起きる可能性があると判断されたときなど、地盤に不安があるときは別途で地盤の補強・改良工事をします。
手法もいろいろありますが、よく採用されるのが、しっかりした地層がある深さまで杭を打ち込むパイル工事です。

この工事は、すべての物件で必要となるわけではありません。しっかりした地盤で建物がのっても大丈夫と判断されればこの工事は不要です。
一方で、昔沼だった場所を埋め立てたり、落葉樹の森が広がっていたところ、盛土をした造成地などは工事が必要になることが多いです。

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自沈層とは?
ものすごーく簡単に言うと、重い物がのっているだけで沈んでしまう地層のことです。
簡単に地盤調査の方法(SWS試験)を説明すると、重さを変えられる重りをつけた鉄棒を地面に刺していきながら+重りのついた鉄棒を回しながら、どの深さがどれくらいの重さまで耐えられるかを見ます。
この試験で、ある重さ以下で沈んでしまう箇所・地層が多いと、その場所(固い地層に到達するまでの地層)は建物が傾いてしまったりと不安のある地盤と判断されます。
…かなりざっくりした説明なので、詳しく知りたいという方は調べてみてくださいね!