PROJECT

C・grant01

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七戸町

C・grant01

300mm断熱とは

C・grantは300mm断熱+パッシブ換気・暖房の家ですが、皆さん、300mmと聞いて具体的にどこがどうなってるいるかぱっと想像がつくでしょうか?
(とりあえずどこかが分厚くて、なんやかんや家の性能が良いんだろう…という方も多いのでは!)

クームで300mm(=30cm)断熱と言えば、壁を指します。
これは断熱材の厚みだけを指すのではなく、部屋の中の壁から外側の断熱材の端までを指します。
工法の違いや柱や石膏ボードなどを含めると正確には300mmではなくなりますが、家の中の熱が外に出ていくまで約30cmもあるんだよ~という事なんですね。


↑の写真は外側の断熱材が入る前の様子です。
出っ張っているのが、窓を置く台であり断熱材を入れるための枠。
ここの出っ張りは180mm(18cm)あるのですが、成人女性の手だと指先から手首までと同じ位なんですね。
そう聞くと、結構深い!と思いませんか?
本当は写真の合板の向こう側にも断熱材があって、壁の合板を断熱材でサンドイッチしてあるので、実際は手の平が1.5入る位、壁って分厚いんです。

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ちなみに断熱材は天井・屋根や基礎にも使われています。壁だけ断熱材をみっちり入れていても、屋根がペラペラだと夏は暑く冬は寒くなってしまいます。
↓は屋根に断熱材を吹き込んだ様子。


これも施工が終わってしまうと分厚さがわからなくなりますが、30cm以上断熱材がみっちり入っているんですよ。