PROJECT

展望の家

展望の家

八戸市

展望の家

上棟しました

前回の土台敷きの後、建て方が始まりました!
大工さんの人数をかけてどんどん進めていきましたよ。

このおうちは、枠組み壁工法(いわゆるツーバイフォー工法)のおうちです。
現場では、柱類を1本1本組み上げるのではなく、あらかじめ作っておいた壁(パネルと言います)を設置してつなぎ合わせていきます。

今回は新人大工さんたちにパネルの作り方も見てもらうために、現場で一部のパネル製作もしました。


↑の枠に構造用合板を張ると↓のパネルになります。


この大きなパネルを設置&つなぎ合わせていくんですね。


枠組み壁工法はあらかじめパネルを仕上げている分、現場で建て方が始まってから上棟するまでがとってもスピーディです。


↑斜めの屋根など、手間がかかる部分も加工場で作っているんですよ。
こういう特に精度が大事な所は、大工さんがパネル製作に入る前に、事務所で入念に打ち合わせをしています。

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あっという間に上棟した後は、断熱入れへと進みます。


↑クームの暖かい家を実現するために欠かせない、断熱入れの極意を新人さんに伝授中!(*^▽^*)


ひとまず外先行で作業していますが、もちろん壁の内側にも断熱材は入れますよ。

大きなキャンディーみたいな袋に入っているのが、圧縮された断熱材です。
この袋から取り出すと空気を含んで膨らむのですが、ふかふかな状態を維持させることが大事なんですね。
大工さんは力強く家を建てるだけでなく、繊細に仕上げる技も必要なのです(*'ω'*)

同時並行で作業中

現場は外と中と同時並行で作業が進んでいます。


↑壁の外側にダブル断熱(付加断熱)施工をしている所です。
↓は屋根の板金中!


↓中では屋根にロックウールという断熱材を吹き込んだ所です。


断熱材を入れるための下地にメッシュ状のネットを張って、そのネットに断熱材を通すホースを差し込んで(穴をあけて)吹き込んでいます。
穴は開いたままで大丈夫です(穴が小さいこと+ロックウールは綿のような繊維どうしが絡まって支え合うことで、落ちてきません)


床もフロア張りをしていきますよ。
張り進めつつ通気のための切り欠きを作り、終わった所には養生材を敷いていきます。

もうすぐ造作工事

GW前に石膏ボード張りが始まり、キッチンが取り付けられました。


外部も板金仕上げのための下地を取り付けた所でした。


お休み明けは大工さんが引き続き内部を進めていきます。


ドアや引き戸、窓の枠などの取り付けもしました。


現場打ち合わせをしたら、もうすぐ造作工事が始まりますよ!

平屋+

外壁はもう少しで板金が張り終わりそうです。


外壁に取り付けたり空いている穴は、換気のためのもの。
ここに換気フード(排気&雨が入ってこないようにカバーになります)やパッシブ換気用の排気筒がつきます。
パッシブ換気についてはこちらに説明がありますよー。


内部では、リビングの一画に階段と手摺が付けられました。



階段といっても平屋のおうちなので、ここはあのワクワクスペースになる予定なのです(*'ω'*)

排気筒がつきました

前回換気用の穴が開いていた所に排気筒が取り付けられました。
けっこう長い!


この排気筒から室内の空気が出て行きます。
機械(換気ファン)で強制的に追い出すのではなく、パッシブ換気は室内の天井付近に集まった暖かい=軽い空気を自然法則に任せて外に出します。そのため、室内の天井長さ・繋がる排気筒の高さが重要になります。

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ほかの部分だと、屋根に雪止めが取り付けられましたよー。