PROJECT

光が射す家

光が射す家

三沢市

光が射す家

建て込み

建て込みが始まりました!

少し前から敷き始めていた土台です。
床の下地になる合板を敷いたら、クレーンでつり下げて、どんどん組み立てます!


このお家は枠組み壁工法(ツーバイフォー)です。
構造用合板※まで取り付けられたパネルを組み立てるので、あっという間に壁が出来上がります。
このパネルは七戸町の少し山よりにある、クームの加工場で大工さんが作っています(^^♪

※構造用合板とは?:簡単に言うと、建物を主に支えたり外壁の下地になる重要な壁、屋根や床の下地になる所に取り付けられる合板です。専門的な言葉だと、耐力壁・耐力床と言われる部分に使われます。
枠組み壁工法はこの構造用合板を壁・屋根・床に必ず使うので、耐震性や気密性・防音性などが確保しやすいのが特徴です。




2階のパネルまで組み立て終わりました!

***

ここ最近は雨の日が続くこともあって、大工さんが変則的に現場に割り振られています。
雨が降るとできない作業の時は、他の現場で中の作業をしたり、加工場で次の準備をしたり。
それを管理する現場監督さんは、工期と建材の発注・納入のタイミングをチェックして、業者さんと大工さんの割り振りを考えています。が、不安定な天気となると毎日予報とにらめっこです(; ・`д・´)

屋根の中!

壁ができたら、屋根ですよ~♪
快晴の30度越えの天気のなか、大工さんは屋根を組み立てていきます!


なかなか見れないアングル!
天井根太(上の写真の横に走っている材)、垂木(下の写真の斜めになっている材)を施工しています。


上から見るとこうなっている屋根が…


屋根裏スペースからだとこんな風に見えるんですね!
規則的に落ちる影がワクワクさせつつもキレイに感じられます…(*'ω'*)

2種類の屋根

屋根の骨組みができたら、屋根材を貼っていきます。

このお家はガルバリウムの屋根材を2種類使います。上の写真が母屋、下の方はガレージ部分です。



緑色の部分は、屋根用の防水シートです。
壁も外壁材の下に透湿防水シート(タイベックと書いてある白いシートです)を貼ってありますが、屋根もそれと一緒です。仕上げ材の下には雨漏りしないように防水するんですよ(`・ω・´)

マニアックなコンセントの話

断熱入れもさくさく進み、断熱検査も終わりました。
(クームで行っている、現場で断熱材がちゃんと施工されたか隅々までチェックする工程です)


断熱材の中にコンセントが取り付けられています。

ところで皆さん、今のお家でコンセントがたこ足になってませんか?
すっきり暮らすから大丈夫!と思っていても、家具を置く位置によってはふさがって使えなくなることも…。そうなると延長コード+たこ足になってしまいます。
多いかな?と思うくらいがちょうど良いのかもしれませんね。


さて、そのコンセントですが、どう取り付けられているか知っていますか?

こんな風に、気密コンセントボックスと呼ばれるもので周りを覆われて、柱についています。
わざわざ“気密”と書いてあるからには、これがないと壁のコンセントの隙間から風がヒューと吹き込んでくるわけです。もちろんこのボックス自体に開けた配線の穴も塞ぎます。

もう少し工事が進んでいくと、室内に気密シートを貼っていくので、それにこの気密ボックスをテープ止めします。
そうすると、お家の中は“1枚の”シートで包まれた状態になります。これでしっかり気密がされるわけですね。

これが更にマニアックになると、ダブル断熱(付加断熱とも言います)のある条件に当てはまる場合、外気密という方法が使われることもあるのですが…。とりあえず、難しいことは置いておいて(・∀・)、トライ&エラーで法則を見つけ出した、北海道の先人はスゴイ!ということを宣伝しておきます!

階段に取り掛かってます

断熱材を入れて、気密シートを貼り、石膏ボードも取り付けた後の様子です。
右側に見えるドアはお風呂です!
これからドアの建具枠や収納などの造作に取り掛かり始めます。



階段はもうほとんどできていました!


下の数段は片側の壁がなく、見えるようになっています。
お子様ならベンチのように腰掛けるのにぴったりかも(`・ω・´ )


ちなみに、階段ができるまでははしごで登り降りします。
慣れている方はスイスイ動けますが、高い所が苦手だと結構怖いです(>_<)
と思いきや、臆することなくトントンッ♪と登るお施主様もいらっしゃって、スゴイ…(・д・;)と内心尊敬していたりもするのです…!