PROJECT

笑みがこぼれる家

笑みがこぼれる家

十和田市

笑みがこぼれる家

工事の始まりです

基礎工事が始まりました。
まずは基礎を作る所を掘削して、砕石を敷いていきます。


お家の中でもお水を使うために、基礎を貫通するように上下水道管などの引込みも済ませておきます。


家づくりって、「家」だけの工事じゃないんですね。
家の中に水道や電気を引き込むために道路下や電線から管を引き込む工事、家に入るまでの環境を作る工事。いろいろあります(*'ω'*)
一つのお家ができるまでに、40を超える業者さんや関係機関とのやり取りがあって出来上がるんですよ~!

基礎の養生中です

基礎の下の断熱材や鉄筋組み、先日は生コン打設まで終わりました。


昨日今日は暖かったですが、基礎屋さんには寒い時期も工事をしていただきました…!(>_<)

↓は生コンクリートを流し込んだ後に、コテで表面を均しているところです。



↑ところどころ生コンが充填されていない所がありますが、これは家が建った後に床下点検をするために必要なものです。
人が通れるように空いた開口なので、人通口(じんつうこう)と言います。

点検時は床下の点検口から下りて、しゃがみ歩き(時にはほふく前進も!)をしながら土台や配管など色々なチェックをしていきますよ(・∀・)b


基礎を整え終えたらブルーシートを掛けて養生します。
基礎は乾燥させて固くするのではなく、水和反応という化学反応で固くなるのですが、温度管理も大切です。シートを掛けることで冬の寒さから守ることにもなるんですね。

建て方の始まり

建て方が始まりました!
平屋なのも手伝ってスムーズに進んでいます(*^▽^*)


屋根の合板張りも完了!
これから壁を作っていきます。


そして↓は建て方の前、土台を敷いている所です。


この時は応援の大工さんにも入ってもらって、作業を進めていきました。
写真手前の人が持っている黒い枠は、基礎パッキンという材料です。
コンクリートの基礎と木の土台の間に入る、プラスチックと石の両方の性質をもつ材料で、家の気密性を確保したり、種類によっては床下の通気性能も高める優秀なアイテムなんです!

クームの家は、天井や壁だけでなく、家が乗っている基礎も断熱材でくるむ方法を採用しています。
(基礎断熱、と言います。床断熱という方法もあり、そちらは1階の床下すぐに断熱材が入っています)
せっかく断熱した基礎の中の暖かさを外に逃がさないように、家と外の境目には隙間がない気密タイプを使います。

反対にお家の中の間仕切り壁などの下には、床下の空気が移動できるように通気穴のあるタイプを使います。
床下にこもりがちな湿気も移動できるので、お家の長持ちに貢献するんですね。
(床下には暖房用のパイピングがぐる~っと配管されている&換気用の給気口があります。外から入った新鮮な空気は、床下の過剰な湿気を含んで、床材に設けたガラリからお部屋に入ってきます。そして最終的に天井や壁の高い位置につけた排気口から出ていくわけです)

家って外から見ると外壁とか形にばかり視線がいきますが、使われている材料や換気・暖房、構造材の工法など、いろいろなものが隠れているんですね!

カーポートと並行作業

少し前ですが、お施主様と現場での電気配線の打合せが終わり、大工さんの断熱入れが進んでいます。

↓の家の中にある袋の中に断熱材が入っています。
天気を見ながら外の作業・中の作業を並行して行います。


いつもは工事の一番最後、外構工事でカーポートを建てていますが、今回はおうちと一緒です。
木製カーポートなので、そちらも一緒に工事を進めていますよ(*^▽^*)

床と外壁の色

内部では先週からフロア張りを行っていました。

床材は無垢のオーク材にオイル系の自然塗料※を塗ったものです。
(紅花や亜麻仁オイル、ヤシの葉などから取れるワックスをベースにした塗料です。)
透明タイプの塗料ですが、ツヤが出て、色が一段階濃く落ち着いた感じになります。


↓フロアの境目に透明の小さなカードが挟まれているのがわかりますか?


無垢材は湿気で膨らんだり反ったり、反対に縮んだりします。
床材をぴったりつけずに、少しだけ隙間を空けて施工することで、膨らみに対応しているんですね。

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外部では板金屋さんが外壁工事中です。
板金というと凸凹したメタリックな印象を持つ方が多いと思いますが、実は色々な加工の仕方があります。
このお家は白のガルバリウムで、凹凸・繋ぎ合わせの目立たない形をチョイスしています。
圧迫を感じにくくていい感じ!(・∀・)b