PROJECT

すみずみまでの家

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八戸市

すみずみまでの家

鉄骨が搬入されました

階段の鉄骨部分が現場に入りましたよ~(・∀・)


これから階段を掛けて、踏板を固定していきます!
ちなみに↓は搬入前、塗装屋さんの加工場にて。


この鉄骨はクームと同じく七戸にある三輪鉄建さんで作ってもらったのですが、錆ないように油が塗ってあります。
このままだと塗料がうまくついてくれないので、まずは溶剤(シンナー)を塗って拭き取り作業!
その後鉄骨用の塗料を塗っていきます。

***

他の部分も大工さんの仕上げが始まっていますよ。


これは石膏ボードの角を丸めている所です。
壁の切れ目や建具がはめ込まれる場所など、手をついた時に違和感がないように配慮しているんですね(*‘ω‘ *)

水廻り取付け

今日は水廻りの設備機器の取付けがありました。
メーカーによりけりですが、直接取り付けに来てくれましたよ。
ガスコンロの隣の壁のホーローパネルも一緒に取付けです。


↓は夏休み前の状態ですが、外壁はこのようになっていました。


内部は石膏ボードが張られる前はこんな感じでした。


造作の打合せも済んで、大工さんの工事は終盤です!


再来週あたりには仕上げ工程が始まりますよ~。

ドアの枠

現場には造作収納用の部材が続々と搬入されています。
施工しやすいようにある程度の規格寸法や棚設置用の穴が既に開いているのですが、収納をつくりたい所と部材の長さがピッタリとも限りません。
大きなものを頼んで、他の収納場所と部材をやりくりして、できるだけ無駄が出ないようにカットすることも多いです。


造作もですが、このタイミングで大工さんはドア・戸を付けるための準備もしていきます。
↓は個室のドア寸法に合わせて、まぐさ(ドアの上枠を取り付けるための下地材)に印をつけている所です。


↓こちらは引き戸用の間仕切り壁を作っているところです。
扉が動いて収まる場所なので他の壁よりも薄くなるんですね。


取り付けるとこんな感じに↓


ドア・戸って、穴が開いた所に丁番で取り付けるだけでしょ?と思うかもしれませんが、仕上がりをキレイに&暮らしやすく収めるためには、意外と手間がかかっているのでした(・∀・)b

外部と内部、天気を見て進めます

先週末はコンセントの打合せまで進みました。
最近は天気が悪い日もあったので、大工さんの人数をかけて一気に建て込みから外回りを進めていましたよ(・∀・)

↓はサッシが入る前+外側の断熱材が入る前の状態です。


ここにダブル断熱(付加断熱)用の枠を取付て、断熱材が入ったのが↓の写真です。


天気が悪くなったら中の作業!
キッチン換気用のレンジフードやお家の換気用のダクトも通しておきましたよ(・∀・)ゞ


***

ところで!「レンジフード」と「換気扇」の違い、皆さん知っていますか?
(そもそもレンジフード自体、聞いたことがない方もいるかも? 電子レンジでチン!する料理じゃないのです!)

レンジフード:多くがダクト(配管)を通して空気を屋外に排出する、ファンとフードが一体になった換気扇
換気扇:多くが壁についていて、ファンで吸い込んだ空気を直接屋外に排出する、フードがないタイプ
を指します。

フードはコンロの上に取り付けられていますが、調理した時の臭いだけじゃなく、お肉をジュージュー焼いた時の油煙を効果的に集めてくれるんです。(だから大掃除で洗うのが大変なのですが…)

キッチンメーカーでは吸引力が強い製品や、お掃除が楽になる製品など色々出してます。
キッチンを選ぶ時にちょっと気にしてみてくださいね。

建て込みが始まります

基礎が完了して今週は建て込みです!

↓はまだ土台が乗る前の基礎。
飛び出ているものがアンカーボルトと呼ばれる、土台を基礎と緊結するボルトです。


建て込みが始まると見ていて楽しくて、周りのお家の方も興味津々になると思いますが…。メインイベントが本格的に始まる前に、ちょっとだけ基礎のコンクリートについてご紹介していこうかと思います(*'ω'*)


↓は生コンクリート(まだ固まる前のコンクリート)を流し込んでいる写真です。
コンクリートって仕上がると灰色で表面がサリサリ・スベスベ(?)していて、あまり凸凹があるように見えないですよね?
だけど写真はジャリジャリしたのが見えます。


ところでコンクリートの材料ってご存知でしょうか?
種類で分けると、水、セメント、粗骨材(そこつざい)、細骨材(さいこつざい)からなります。
大まかには、粗骨材は5mm以上の砂・砂利石、細骨材は5mm以下の物を指します。

(どちらも基準の大きさの骨材が85%以上含まれているものという定義があったり、人工の軽量骨材というのもあります。住宅の基礎用途では、岩石が風化してできた砂利や砂が一般的です)

さて、砂利や砂などの大きさが異なる骨材が混じった生コンを流し込んだ後は、バイブレータと言われる機械を使ってコンクリートに振動を与えます。
↓の白い作業着の方が持っているのがバイブレータです。


バイブレータには棒がついていて、この棒をコンクリートの中に差し込んで振動を与えます。
コンクリートが型枠の隅々まで行き渡る+流し込む時に入ってしまった空気を取り除く+骨材を均等に行き渡らせる、という効果があるんですよ(・∀・)


生コンクリートが均一になったら、コテで押さえたりトンボ掛けをしたりして仕上げです。
これで床下点検しても膝に砂利が当たって痛い(>''<)、なんてことにはなりませんね!

この後は表面が乾燥しないように養生して、コンクリートが固まるのを待ちます。
乾燥しないように、というのはこの日誌でもちらっと書きましたが、コンクリートは水和反応という化学反応で固まります。その反応には水が必要なんですね。
(乾燥で固まるわけではないので、建ててからも1~2年は基礎からゆっくり水分がでてきますよ。床下の換気が重要なのはその意味もあります!)

軽いさわり程度でしたがコンクリートの説明でした。
コンクリートはと~っても奥が深いです。木造住宅だとあまり目立ちませんが、ビルとかダムとか公共建築だと主役級です。ディープな世界をちらっと覗いてみたいけど、数式とか文字の羅列を見るとウッ(めまい)となる方は、「マンガでわかるコンクリート」という本がオススメです(*'▽')b