PROJECT

桜並木と庭が望める家

桜並木と庭が望める家

十和田市

桜並木と庭が望める家

表土剥がし

12月の始めからお家本体の工事に先がけて、敷地の表土剥がしを進めていました。


生い茂っている草を根こそぎ剥いでいきます。
工事を始めるには、まず地面が整っていることが大事です(・∀・)b


地鎮祭も執り行いましたよ!


***

パイル工事を年内に終えて、本格的な工事は1月中頃からの予定です。

水道引込

パイル工事を終え、この前は水道引込の工事をしていました。



↓が設置された仮設水道と、敷地内に引き込まれた水道の量水器(下の青いフタ)です。


この中に水道メーターが入ってます!
(下の写真はカバーがされてるので、使った量のカウントは見えないです)


……そういえば電気とかガスとかのメーターってお家の外の見える所にあるけど、水道って見たことない(・ω・)!
いつも検針票は見てるけど、メーターがどこにあるか知らないという皆さん、以外と多いのでは? 気になる方はこの量水器と書かれたフタを探してみてください。
(もし水道が壊れてしまって水が止まらない!止水栓もない!(´;ω;`)となった場合、この水道メーターのそばにある止水栓が最後の砦になります。写真の右側にあるハンドルが止水栓です。いざというときのために覚えておくと良いですよ!)

本格的に工事が始まるまでに、こういう下準備もあるんですよ~。
この後に基礎工事が始まります!

基礎工事が進んでいます

基礎工事が進んでいます。現在は基礎の立ち上がりのコンクリート打設まで進んでいますよ。

それより少し前になりますが、基礎の下全面に断熱材のEPSを敷きましたよ。
(EPSはいわゆる、スーパーでお魚が入っている発泡スチロールです。実際にはシロアリを防ぐ加工がされた物を使います。ただの発泡スチロールを入れても、白蟻が穴を空けてしまう可能性があるのでマネしちゃダメですよ!)


端からEPSを並べて行きますが、中途半端な大きさになった時は↑のようにカットして使います。


上の写真、真ん中にコの字にぽこっと穴が開いてる所があるのがわかるでしょうか。
そこにちょうどぴったりはまるサイズに切って、また端からEPS敷いていきます。

土の中から基礎に伝わる熱をカットする処理が終わったら、この上に防湿シートを敷いて地面からの湿気を防ぎ、更にコンクリートと層が重なっていきます。
見えなくなる基礎の下ですが、いろんな層が重なっているのでした!

基礎と配管廻り

基礎の生コン打設が終わり、お家周りの外部配管の施工をしました。


お家の中で蛇口をひねる時は全く気にしませんが、お家の中で水が出るということは、当たり前ですが外部から水道を引いてるってことですよね。
↓は、お家の横を通る水道管です。こんなに深い所を通っています。



なんでこんなに深い所を水道管が通るかというと、凍結深度(とうけつしんど)というのがキーワードです。
冬になれば地面の中もある程度までの深さは凍っちゃいますよね。これがどれくらいまで凍ってしまうかを現したのが凍結深度です。地域によって気候の差があるので、市町村ごとに決められています。

↑の写真は給水管を引いている所ですが、この凍結深度より深い所に設置しないといけません。
(おおよその凍結深度を求める式・一覧表があるのですが、それから求めると十和田は50cm位です。八戸は40cm程(八戸市の建築ルールだと60cm以下)。この式は水道事業者で別に決めている場合もありますよ。)

この後掘った溝は埋められますが、地面の深い所には水道屋さんが頑張って設置してくれた配管が通っているんですね…!

屋根の板金

3月の上旬に建て込みがひと段落して、現在は屋根の板金まで来ています。


クームの加工場で加工したパネルを、クレーンで運んでどんどん組み立てましたよ!


↓は玄関の屋根です。



仕上がった屋根の表面は板金で覆われていますが、その1つ下はアスファルトルーフィングというシートが貼ってあります。(写真の緑色の部分)このシートは防水の役割を果たすとっても大事なものです!


さて、そして一番表面になる板金材はガルバリウム鋼板なのですが、↑の写真はそれを裏側にして並べている状態です。
表側の色は黒で反射してますが↓のような色になります。


板金屋さんが持っているのが、ガチャと言われる鋼板を折り曲げてつなぎ合わせるための機器です。
つなぎ合わせる箇所にガチャを当てて、ハンドルを開くように動かすと、鋼板を折り曲げることができます。(気になる方は、「板金 ガチャ」で検索してみましょう!)
これを屋根全体に施工していくのですが、屋根は結構な面積があるわけで…。板金屋さんって大変です(>_<)!