PROJECT

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おいらせ町

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砕石パイル工事

基礎工事に先立ち、少し前から砕石パイル工事を始めていました。

砕石パイルは、柔らかい地盤で家が傾いて沈まないようにするために、砂利を使って地中に家を支える杭を作る工事です。
↓のような機械を使って地面に細長い穴を掘り、そこに砕石をギューッと押し込んでいきます。



↑左側のバスケットには砕石が入っています。
建物全体となると↓これ以上のたくさんの砕石が地中に埋まるわけです。


砕石パイルを施工し終えた直後は↓のように、盛り上がった土とあふれた砕石で、何が起きた!?となりそうなすごい状況に見えます。
(いなり寿司からあふれたゴマたっぷりご飯に似ている、かも…?)


実際はその後に基礎を作るための床掘り(とこぼり)があるので、凸凹の地面は削り取られます。



↑これが削り取られた後の地面です。
砕石パイルの径は以外と大きくないのがわかるでしょうか?
パイル1本分はそんなに大きくありませんが、家全体を支えるようにたくさん配置されます(このおうちでは29本×4mの深さ!)。

工事の始まりで地面の中で行われる工事なので、あまり見ない工事ではないでしょうか?
家づくりは見える範囲だけでなく「地面の中から始まっている」ということで、皆さんもお近くで工事が始まったら遠くから眺めてみてくださいね、いろんな発見があって楽しいですよ!