通気の工夫
板金の外壁が張られてカッコイイ外観があらわになりました!
内部では石膏ボードを貼り、通気部材の取り付けもしています。
ここで通気に関してちょっと工夫があるのでご紹介します。
↑の左上のルーバーのようなもの、これはパッシブ換気のおうちではおなじみの床下のガラリなんです。
そしてガラリは↓の天井が高くなっている空間に繋がっています。
暖かい空気は軽くなって天井付近に溜まるのですが、さすがに壁などの障害物を乗り越えて水平移動することはできません。(気球が浮かぶのは、軽い空気を膜という障害物で囲っているのと同じです。空気が軽いうちは、空気は膜を乗り越えて外に出ませんよね)
今回は天井の一部が低くなるので、その段差分だけ軽い空気が溜まる空間ができます。
それを換気するために、高い方の天井付近に空気の専用抜け道を作ったんですね。
ぱっと見だとエアコンや全館空調のルーバーみたいに見えますが、意外な機能を持っているかも?という例でした!