PROJECT

時がゆるやかな家

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七戸町

時がゆるやかな家

基礎工事が始まりました

先週から基礎工事が始まりました。
↓は基礎工事に先立ち、砕石パイルをした後の様子。
ところどころ丸く砕石が見えますね。

砕石パイルの跡
床掘りを開始します。

床掘りの開始
既定の深さまで掘ったら、砕石を敷いて均していきます。

砕石敷き
そろそろ基礎の断熱材敷きや鉄筋組も始まりますよ。

基礎工事中

引き続き基礎工事が進んでいます。
基礎の下全面に断熱材を敷いて、その上に鉄筋を組み立てていきます。




型枠を組んだら生コン打設です。


最近は寒くなってきたので、コンクリートが化学反応で固まるのもちょっとだけ遅くなってきます。
固まるのを待つ養生期間を少し長めにとってあげますよ。

これはパン作りでいうイースト菌の発酵と似ているでしょうか(*'ω'*)
お部屋の温度が低いと膨らむのに時間がかかりますよね。それと同じで、寒いときは時間を掛けてあげるんです。

建て方の時もそうですが、外の工事はやはり天気や季節に影響されます。
木材が雨に濡れないように気を付けるのはもちろんですが、温度によって材料の配合を変えたり・タイミングを変えたり。
ぱっと見ただけではわからない工夫や調整が隠されているのでした。

建て方が始まります

今週はじめから建て方が始まりました。
お天気が悪くて作業が進みにくい日もありますが…、ひとまず建て方の一番はじめ、土台敷きの様子をご紹介!


土台敷きは、おうちの基礎コンクリートの立ち上がり部分に、木の土台を固定していく作業です。
クームでは基礎と土台の間に基礎パッキン・気密パッキン呼ばれる(↑写真の黒い凸凹した物です)部材を挟んでいます。


おうちの外周の気密パッキンは、外から空気が入ってこないようにぴっちりガードタイプ。
内側の基礎パッキンは隙間から空気を通すタイプで、床下の空気を動かしてよどまないようにしています。
カビ対策+床下に空気を取り入れるパッシブ換気とも相性がいいんです(*'ω'*)

ちなみに、基礎が出来上がってから1・2年は、コンクリートの水分がじわじわ蒸発してきます。
湿度が高くなりがちなので、床下空間の通気ってとっても大事なのです!

大きな平屋!

ベテラン大工さんチームで建て方を進めたおかげで、あっという間に上棟しましたΣ(・ω・ )!
大きな平屋が姿を現しましたよ~。


勾配のある天井と水平の天井がミックスされる室内。
お部屋の端から見ると、とってもダイナミックです!


骨組みができたら、次は窓の取り付けです↓


窓や断熱材が入っていないので、室内はまだ寒い…!
もしかしたら、高性能窓や断熱材のすごさを一番肌で感じているのは、大工さんかもしれないですね。

断熱材の準備

現場は大工さんと並行作業で、板金屋さんが窓周りの板金を加工しています。
窓と外壁の境目を板金でカバーして、雨で濡れないようにしてあげるんですね。


内部では断熱入れがスタートしました。


壁の赤いのが断熱材です。
天井の白いポコポコしたものは、屋根に空気が流れるようにスペースを確保する部材です。
屋根の断熱材はこの後。ロックウールの断熱材を吹き込み予定です。

(この白い部材はルーフスペーサーと言います。断熱材より外側で空気が流れることで、湿気や夏の熱~い空気を外に追い出す効果があります。結露防止にも大事な部材です!)

拡大するとこんな感じ↓


建築資材にしてはけっこうコンパクトで、とっても軽いです。
とはいえ、これを上を向きながら何十個も固定していくのだから、慣れてない方がやるのは大変!
ベテランの大工さんは、トントントンっと素早く留め付けていきますが、これも経験あるのみなんですね。