PROJECT

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三沢市

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明るい所と暗い所

「void」=吹抜のような空(から)の空間が、いい感じに仕上がってきました!
ガレージとおうちの間にある空間には、空から光が降ってきます。
これなら車が停めてあっても明るくていいですね(*'ω'*)


反対にこちらは暗~いところ。ここは天井裏です。
ぼそぼその雪のような・綿のようなものは、ロックウールという断熱材です。
(石綿、アスベストじゃないですよ!)


もこもこふわふわの断熱材がいっぱい入っていることで、熱を伝えにくくしてくれるんですね。
普段は目に入らない部分ですが、省エネで暮らすために大事なところです。

壁に優しく

壁に石膏ボードが張られて、収納部材も取り付けはじめましたよ!
前回の日誌で紹介した気密シートが隠れましたね。


さて、ちょっと今回は壁とその下地についてご紹介。
↓の写真をご覧ください。階段の斜めになっている所!


斜めの手すりを支えるように、縦に短い材が立っているのがわかるでしょうか?
↓そしてこちらは、反対側から階段を見た写真です。


石膏ボードの内側は、合板が張っているわけでもなく、支えのある所以外は空洞なんですね!

なんでもかんでも合板を貼って更に石膏ボードで覆うのは、コスト的(手間・材料費)によくありません。(石膏ボードもある程度の強度があるので、人が寄りかかったりする程度じゃびくともしません)

ただ、思春期のお子さんが拳でパンチ!・元気いっぱい倒立でキック!となると、石膏ボードが凹んだり、壁に穴が開いちゃうこともあるわけです…(;・∀・)
そしてこの時穴が開くのは、石膏ボードの下が空洞だからであって、おうちの寿命にかかわるような重大事故、というわけではないんですね。

もしお施主様のおうちで、家具の角をぶつけて凹んだり、穴が開いちゃった!という場合はクームにお知らせくださいね。
石膏ボードを張り替えて、クロスの貼り直しをいたします(*'ω'*)9

窓下のぽかぽか

前回の日誌でご紹介した、断熱材がぴったり収まった壁。
その後↓のようになりました。


手前に見えるシートは気密シートと言って、おうちの気密性(簡単に言えば風が入ってくるようなスカスカでないこと)を高めるための必須アイテムです。
この後、壁には石膏ボードが取り付けられて、シートは見えなくなります。だから、こういうシートがおうちに使ってある&快適性を担保してくれる、と知らない人がほとんどかも!

***

壁だけでなく床も進んでいますよ。


大きな窓の前だけ、床が張られていませんね↓


ここには、床に埋め込む暖房パネルが設置されます。
(おうちの床下にチューブを巡らせて、あったかい温水を流す暖房です。パネルには電源がない代わりに、チューブに繋がっています。これが放熱器として温水の熱をじんわりぽかぽかと広めてくれるんですね)

大きな窓があると、空気が冷やされて重くなり、床付近を寒く感じる原因になります。
そこで、冷えた空気をぽかぽかパネルで迎え撃ち、温めることで不快感をなくすわけです(*'ω'*)

壁の中

大工さんの仕事が着々と進み、現在ガレージはこんな感じに!
内側にも外壁材を張るので。留め付けるための下地を用意しています。


一部横に走る材料が斜めに見えますが、これでOK。
むしろ勾配のある屋根なので、高さのある大きな梁(はり)の方が斜めになっているんですね。


おうち内部では断熱入れの最中です。
縦に長い枠の中に断熱材が収まりきっていませんが、これからカットして枠に合わせていきます。


断熱材がぴったり収まると、↑のようになりますよ。
壁の中って、窓があったり、下地の更に下地用に合板を貼ったり、換気用に穴を空けたり、必要であれば配管も通したり。
するーっと平らに見える中は、複雑に込み合っているんですね。

外形ができました

上棟しました! 屋根までできて、これから壁や天井の中に手を入れていきますよ。


壁の外側が仕上がるまでは、ブルーシートの雨ガードが欠かせません↓


黄色の気密シートも、シート同士をつなぎ合わせしやすいように、余裕を持たせてスタンバイ中です。

外では、さっそく屋根の板金工事が進みます。


1階ガレージ側の屋根から見ると、このおうちの名前にもなっている「void」=吹抜のような空(から)の空間がわかります。

完成パースだと、植栽の天辺がぴょこっと出ている所です↓


本来なら日の当たる南面にLDKなどを持ってきたいところですが、敷地形状や車のアクセスの仕方を考えて、南にガレージを持ってきた今回のおうち。
このvoidから、おうちの中にもソラの光が入ってくるわけですね~(*'ω'*)