PROJECT

大きな倉のある家

大きな倉のある家

八戸市

大きな倉のある家

建て込み完了

建て込みが完了しましたよ♪
大きな倉の部分もこのとおり!


上の写真、屋根のちょっと下に丸い穴が開いているのが見えるでしょうか?
この部分から屋根の中にこもった空気や湿気を自然に追い出します。

2Fの屋根は内側見るとこんな感じです
ここに映っている部分は、この後天井に断熱材を吹き込むので隠れてしまいます。天井点検口も付けますが、こんなに明るくはっきり見えるのは今だけですよー!(` ・ω・´ )


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ちょっと余談。カッコ良く撮れたら紹介して!と頼まれていましたがどうでしょう!?

彼は入社してもう少しで2年になる新米大工さんですが、張り切ってお仕事してくれてます。
この前職業訓練生の技能競技大会で良い成績を取ってきたこともあり、今乗りに乗っているそうですよ(笑)

土台敷き

現在、建て込みが進んでいます(` ・ω・´ )

今日はちょっと戻って、建て込みが始まる前の土台敷きや床下のことをピックアップします!

↓の写真、基礎の立ち上がり(高くなっている部分)に黒いのと木材が乗っていますね。

黒いのが、基礎パッキンという、土台と基礎の間の気密をしっかりとってくれるものです。(詳しい説明はこちらの記事で♪)

その上にある木材が土台です。お家の壁を支える重要なものです!
使っているのはLVLと言います。Laminated Veneer Lumberの略で、日本語にすると単板積層材と言います。
このLVLは、スライスされた木の板が何重にも重なっていて、木の繊維方向を揃えてくっつけられます。
木の繊維方向を1枚ごとに直行させて重ねられた合板(壁や床・屋根下地に使います)が“面材”として使われるのに対して、LVLは軸材・骨組みのために使われます。


乾燥された板を使って作られるので、木がぎゅ~っとやせることもなく、品質も安定しています。
長いものも作れるので、お家の土台には持って来いなんですね(^^)

クームではお家の土台の他にも、ウッドデッキの足や植栽とコンクリートの縁切りとしてLVLを使うこともありますよ。
防腐・防蟻処理がしやすいのも特徴で、雨が当たりや蟻がいる屋外での使用にも使える優れものです。

お家に使っている木材って、木の種類の他にも製造方法で色々あるんですよー(・∀・)!

配管まできました

ベタ基礎のベース部分(下に広がっているコンクリートの所)も固まりましたよー!

手前は大きな物置部分。いっぱい物が置けそう!

こっちは玄関の土間部分です。
最終的には、他より高くなっている所にタイルが施工されます。

上下水道や暖房用の配管もOKです。

こんな風に、基礎の中やお家の外と中を貫く配管類は、コンクリートの打設前にスペースを確保します。
少し余裕があるくらいのスリーブ(隙間を空けておくための筒)を設置しておくのですが、そのままだと基礎に小さな隙間が空いたままになってしまいます。
なので、最後はちゃんとキャップ&発泡ウレタンで塞ぎますよー(` ・ω・´ )b

基礎の下の断熱

基礎の型枠を作る前に、現場にたくさんのEPS(発泡スチロールのような断熱材)が届きました。
蟻の食害がないように&自然に害がないように処理されたものを使っています(` ・ω・´ )b


基礎の“下”にも断熱材を敷くことで、お家の中の熱が基礎を伝わって地中に逃げていかないようにします。
周りにあるシートは防湿シートと言って、地中の湿気が上がってくるのを防ぎます。

基礎の配筋途中はこんな感じになります。
EPSの上に防湿シート、その上に鉄筋が来ます。

型枠をくみ上げたら、生コンを流し込みます。

↓生コン流し込み中~

後は、コンクリートがある程度固くなるまで養生します!

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この後、給排水管や建て込みが始まると現場も忙しくなってきます。
どんどん発注も始まるので、キッチンなどセミオーダーで制作・納品までに時間がかかるものは、早めに仕様を確定させておく必要があります。

お客様とはこの後、インテリアや水廻りの事前打ち合わせを予定しています。

この色をメインにする!と決められる方もいますが、皆さんたいていはキッチンパネルの色・お風呂の壁のパネルなどは最後まで迷われます。
ということで、配色を未定のままで契約されたお客様は、契約から時間があるこの間に熟考していただきます!

とは言っても、床や壁の色合いとの兼ね合いもあると思うと、とっても悩みますよね(-` ω´ -)。
でも大丈夫!
インテリアコーディネーターは、色彩士の認定もあるカラーのプロですので、お客様が選んだ色に合わせて最終的に空間を整えてくれます。

それでも悩んじゃう!そんなときは、ご自分の好きな色やインテリアスタイル、今使っていて新居でも使いたい物を思い浮かべてください。お気に入りの写真や雑誌でもいいですよ。
そうしてから、インテリアコーディネーターにもご相談いただくと、よりアドバイスが的確にできますよ(*'ω'*)

パイル工事

良いパイル工事の写真が撮れたのでご紹介します!

現場にたくさんのパイルが到着しました。

長ーい! 今回は7mと8mの杭です!

このパイルはH型PCパイルと呼びます。
パイルを90度転がしてみれば、Hの形に見えませんか?
PCはプレストレスト・コンクリート(prestressed concrete)の頭文字です。
曲げに強くて、杭を打ち込むときのひび割れにも強いのが特徴です(^^)9


杭打ち工事は、設計された場所に杭がちゃんとセットされているか確認しながら行います。


杭を打ち終わった後はこんな風になります。

地面から出ている杭は、基礎工事で必要な部分のみを残しカットされます。

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現場はこれから本格的に基礎工事が始まりますよ。
まずは基礎を作るための捨てコンからです!