基礎工事してます!
杭の工事から始まって、基礎工事や敷地廻りの土留め工事の仕上げをしています。
もう少ししたら、お家の構造材を工場加工していくプレカット作業が始まって、すぐに建て込みです!
PROJECT
南部町
杭の工事から始まって、基礎工事や敷地廻りの土留め工事の仕上げをしています。
もう少ししたら、お家の構造材を工場加工していくプレカット作業が始まって、すぐに建て込みです!
今週は建て込みを行いました!
↓は1階が組みあがったところ。
2階の床に合板を敷いていきます。
外側が完成するまでは、適宜シートで養生してあげます。
屋根も組んでますよ~!
少し前ですが、現場では大工さんが気密処理をしていました。
壁の構造材が張られた所で、気密シートで家全体を包むように施工していきます。
基礎のコンクリートと壁との取り合いも手を抜きません。
このシートの上にダブル断熱(付加断熱)用の枠を組んで、更に断熱材が詰められていきますよ。
ところで、気密が高いと聞くとなんだか息苦しそう…と思う方はいますか?
実際は換気しているので息苦しいことはないのですが、わざわざ高気密なんて言うからこれまでの家とどう違うのかイメージしづらい、ということはあるかも…(´ ・ω・` )
簡単に例えると、家じゃなくて水筒でイメージしてみてください。
気密が高いというのはゴムパッキンのフタがついていて、横倒しになっても漏れないけど、飲みたい時は開けてお茶が出てくる水筒です。
気密が低い場合は、横倒しになるとフタをしていてもお茶がこぼれてしまいます。
この飲みたい時だけお茶が出てくるのがポイントで、これは家にとっては決められたルートから換気したい分だけ換気できる、というのと同じです。
さらにこの水筒が魔法瓶仕様になったとします(これは家で言う高断熱を指します)。
魔法瓶だと温かさも冷たさも長時間保ってくれますよね。
でももし、お茶がこぼれる水筒だったらどうでしょう?
せっかく温度を保ったのに、どんどん外にお茶が流れ出てしまって、中の温度も保ちにくくなっちゃいますよね。
こんな感じで、水筒の魔法瓶とゴムパッキン付きのフタは、お家の断熱と気密と似た関係なわけです。
大工さんの工事は外を優先しています。
この前はダブル断熱(付加断熱)と言って、お家の柱と壁の更に外側に断熱材を設置しました。
↑の縦に伸びた木材との間に断熱材が入っています。
この木材は柱とぴったり位置が重ならないように、ずらして留め付けられています。
簡単に描くとこんな感じです↓
木は断熱材よりも熱が伝わりやすいので、位置を変えることで少しでも熱が伝わりにくくしているんですね。
その後は透湿防水シートを張っていきます。
更にこの上に外壁の下地材を止め付けて、やっと最後に外壁材が取り付けられます。
家って、とっても厚着なんですね!
今日はフロア張りの様子をご紹介。
↓縦長の床材同士の隙間に、ふせんのようなものが挟まっているのがわかりますか?
この床材は一枚一枚張っていくタイプの床材で、無垢の木の伸び縮み対策用にわざと隙間を空けています。
この隙間を空けないと、木が水分を含んで反り、フロア同士がぶつかって床に凸凹ができちゃう…なんてことも!
人の肌が水分が多ければうるおい、乾燥すればカサカサになるように、天然の木肌も季節で調子が変わるんですね。
このお家では人のお肌で保湿液に相当する、自然塗料も塗りました。
材料自体が木目・色味も美しい部位をセレクトしているので、それを活かすように透明タイプを採用。
透き通ったお肌がバッチリ見えますよ( *´ 艸` )