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八戸市

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仕上げの下準備

少し前になりますが、内部では石膏ボード張りと造作やドアの下地の準備をしていました。


↓奥のアーチの入り口に注目。木材で下地を作って、曲げ合板を張っています。


ちなみに曲げ合板は、木の板なのにくにゃんと曲がる、カーブがあるときの頼もしいアイテム!
合板自体が薄い木のスライスを重ね合わせてできているのですが、この時スライスした木の繊維方向を交互にするか、同じ方向にするかで曲げられるかが決まります。
曲げ合板は、繊維が同じ方向で重ねられているタイプです。


水廻りゾーンでは塩ビタイル貼りが始まっています。
ここも壁や天井のクロスと同じように、床合板同士のつなぎ目をパテ処理して、塩ビ用のボンドを塗っていきますよ。
この時、ボンドはたっぷり塗ればいいわけではなく、ちょうどいい厚さになるように櫛目のあるヘラを使って伸ばします。
職人さんの丁寧な下地の処理とキレイに塗る技術があって、浮き上がりが起きない施工ができるんですね(*'ω'*)

天井のもこもこ

前回の日誌では壁に断熱材を入れていましたが、次は天井にも断熱を入れますよ。
↓が断熱材が入る前です。


↑この写真の左の凹んでいる所まで断熱材が入ると、↓このようになります!


白いもこもこはリサイクルガラスで作られた吹込み用のグラスウールで、細かくちぎれた綿のような形をしています。
壁のふわふわな断熱材も同じ原料のグラスウールなのですが、ほそ~いガラス繊維を板状にするか、つぶつぶにするか、加工の仕方で形が変わるんですね。

ちなみに吹込み用のグラスウールは設計した厚みよりも、数センチぶ厚く施工します。
これは焼き立てはふわふわのシフォンケーキが、冷めるとしぼむのをイメージするとわかりやすいかもしれません。
断熱材はふわふわもこもこでも、それなりに重さはあります。時間が経つと落ち着いてきて(重さで圧縮されて)、厚みが減るんですね。
だから減った後にちょうど設計した厚さになるように、施工時は少し分厚く吹き込むんですよ(*'ω'*)

気密とボード張り

内部では壁に断熱材が詰められて、気密シート張りも行いましたよ~。
↓白いテープはコンセントやスイッチなどのボックスがある所です。


高気密なおうちには、この半透明な気密シートとコンセントのボックスをしっかりとくっつけることが大切です。(コンセントボックスがある所は、気密シートを切り欠いているためです)


↑天井にも気密シートを張りますよ(家全体がすっぽりと1枚のシートに包まれるイメージです)


続けて石膏ボード張りへと進みます!

壁に取り掛かっています

壁が張られてサッシも入りましたよー!


外の天気を見ながら、外部ではダブル断熱(付加断熱)用の断熱材を入れる枠を作っています。


一方天気が悪い日は中を進めます。

↓屋根の低い方に白いポコポコ穴が開いている素材が留め付けられていますが、これは屋根の通気経路を確保する便利アイテムです(ルーフスペーサーと言います)。


このおうちは屋根と天井の間に吹き込み式の断熱材を施工する設計ですが、このアイテムがあると屋根の合板と断熱材の間で隙間を作ってくれるんですね。(ある程度硬さのある素材で、ポコポコ部分と平らな部分で隙間ができます)

家の健康を保つには、構造体や外壁の裏側など風通しを良くして、乾いた状態にすることが大事です。
目立たない部材ではありますが、この隙間があることで屋根裏空間の空気が停滞して湿気るのを防いでくれる、とっても便利なものなんです(*'ω'*)

建て方2

建て方の続き!2階や屋根の建て方の様子です↓


手前から奥へと屋根の合板を支えるのが垂木:たるき。
その垂木を支える写真を横切る分厚い材を母屋:もや、と言います。

↓完成図だと屋根がスリムに見えますが、実際の構造は壁の中にあってとっても分厚いんですね(*'ω'*)


ちなみに反対側の1階屋根の上に立つとこんな感じです↓


1階の屋根には気密シートを張っています。後でこの上に断熱材を入れますよ。


屋根まで組みあがったら、1階の時と同様にブルーシートで養生します。
もう少ししたらサッシが入る予定です!