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PROJECT

C・grant01

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七戸町

C・grant01

エアコンの取り付け

先日エアコンの取り付けをしましたよ。


近年は夏場、本当に暑くなりましたね…。
暖かくする手段は色々あれど、湿度を上げずに涼しくする住宅設備となるとエアコン一択です。
(同じヒートポンプ系に、低温水暖房のパネルを使った輻射冷却もありますが、風がなく快適な反面、仕組み上どうしても結露が起きるのでどの部屋にも設置するには難しいのです…(´・ω・`))


さて、生活必需品になりつつあるエアコンですが、皆さんは「室外機までのダクト」に注目してみたことはありますか?
(このダクトには、室外機で取り出した熱を室内にまで運ぶ通路となる冷媒管2本と、結露した水分を外に捨てるドレン管が入っていますよ)

このおうちの外壁は暗めの色なのですが、よく見かける白いダクトだとしたら…?相当目立っちゃいますよね。
最近は白、グレー、ブラウン、黒など色が出てきましたが、外壁と一緒の鮮やかなカラーはまずラインナップされません。
うまい具合に外壁に色やデザインと馴染ませるとなると、おうちの計画段階でエアコンはどこに取り付けるか考えておきたいですね!

外装工事

少し前ですが、外壁の板金が張られましたよ。


玄関周りのアクセントはまだですが、おうち全体のトーンは落ち着いた感じになります。
ちなみに上から見るとこんな感じに↓
※屋根の板金の折り目を挟むようについているトゲトゲは雪止めです。


なかなかこの位置から見ることってないですよね。

クームでは屋根材はガルバリウムを使うことがほとんどです。
足場がなくなると見えなくなる場所ですが、できるだけ長持ち&建物に負担の掛からない軽量な素材を使うようにしていますよ。

300mm断熱とは

C・grantは300mm断熱+パッシブ換気・暖房の家ですが、皆さん、300mmと聞いて具体的にどこがどうなってるいるかぱっと想像がつくでしょうか?
(とりあえずどこかが分厚くて、なんやかんや家の性能が良いんだろう…という方も多いのでは!)

クームで300mm(=30cm)断熱と言えば、壁を指します。
これは断熱材の厚みだけを指すのではなく、部屋の中の壁から外側の断熱材の端までを指します。
工法の違いや柱や石膏ボードなどを含めると正確には300mmではなくなりますが、家の中の熱が外に出ていくまで約30cmもあるんだよ~という事なんですね。


↑の写真は外側の断熱材が入る前の様子です。
出っ張っているのが、窓を置く台であり断熱材を入れるための枠。
ここの出っ張りは180mm(18cm)あるのですが、成人女性の手だと指先から手首までと同じ位なんですね。
そう聞くと、結構深い!と思いませんか?
本当は写真の合板の向こう側にも断熱材があって、壁の合板を断熱材でサンドイッチしてあるので、実際は手の平が1.5入る位、壁って分厚いんです。

***

ちなみに断熱材は天井・屋根や基礎にも使われています。壁だけ断熱材をみっちり入れていても、屋根がペラペラだと夏は暑く冬は寒くなってしまいます。
↓は屋根に断熱材を吹き込んだ様子。


これも施工が終わってしまうと分厚さがわからなくなりますが、30cm以上断熱材がみっちり入っているんですよ。

フレーミング

先週からフレーミングを行っていました。
事前に加工してあるパネル(ある程度の大きさに組み上げられた壁)をどんどん組み立てていくと、↓のように一面壁のように1階ができ上がります。


外から見るとただの壁ですが、内側から見ると↓のように間取りがざっとわかるようになっていますよ。



↑の左上に切込みが入っている壁がありますが、ここは後で窓が設置される場所です。

この後2階床、壁、屋根とどんどんと組立てが進んでいきます。

基礎工事の続き

鉄筋組み・型枠組みへと、どんどん作業が進みました。



1回目の生コン打設の後は、玄関内部の土間部分に暖房用の配管も通しましたよ。


この白い配管には不凍液が流れていて、熱源機へとつながっています(このおうちはエコジョーズ)。
床下の空気から温めるために床下の放熱器へつなげたり、土間を暖めるために↑のように配管ルートを計画しています。
暖房のパネルが床上にないことで見た目がすっきりしたり、濡れた靴がすぐ乾いたり、工事が始まるずっと前の設計段階から、使いやすさを考えているんですね(*'ω'*)