PROJECT

チルイエ

チルイエ

十和田市

チルイエ

通気の工夫

板金の外壁が張られてカッコイイ外観があらわになりました!


内部では石膏ボードを貼り、通気部材の取り付けもしています。
ここで通気に関してちょっと工夫があるのでご紹介します。


↑の左上のルーバーのようなもの、これはパッシブ換気のおうちではおなじみの床下のガラリなんです。
そしてガラリは↓の天井が高くなっている空間に繋がっています。


暖かい空気は軽くなって天井付近に溜まるのですが、さすがに壁などの障害物を乗り越えて水平移動することはできません。(気球が浮かぶのは、軽い空気を膜という障害物で囲っているのと同じです。空気が軽いうちは、空気は膜を乗り越えて外に出ませんよね)

今回は天井の一部が低くなるので、その段差分だけ軽い空気が溜まる空間ができます。
それを換気するために、高い方の天井付近に空気の専用抜け道を作ったんですね。

ぱっと見だとエアコンや全館空調のルーバーみたいに見えますが、意外な機能を持っているかも?という例でした!

断熱入れ

外側の断熱入れを優先的に進めて、透湿防水シート・通気胴縁(どうぶち)の取り付けまで進んでいます。


銀色が透湿防水シート(家の中の湿気は外に出すけれど、外からの雨はシートの中に通さない)。
横長に一定の間隔で留められている木材が通気胴縁(外壁材を留め付ける下地の役割と、外壁材のと透湿防水シートとの間に空気が通る隙間を作り、雨が入ってきても乾くようにする)です。


内部では、断熱入れの途中です。


↑こちらは換気用に天井を高くしている部分です。
屋根の中に隠れて外からは見えませんが、出っ張りの周りには断熱材を入れてあげるのが鉄則です!

もし天井全体に断熱材をいれて、この高くなった所だけ断熱材を入れないとなると、ここだけ夏は暑い・冬は寒いし結露する、なんてことに…。
家全体をまんべんなく断熱材でくるんであげるのが大事なんですね(*'ω'*)

建て方!

しばらく間が開きましたが、建て方をしましたよ~。
平屋+人数をかけてあっと言う間にここまで進みました!



先週末には電気配線の打ち合わせもして、現場には大工さんだけでなく他の業者さんも出入りして賑やかになっています。


今週は外側の付加断熱(ダブル断熱)の枠を作ったり、断熱材入れも初めていきますよ。

基礎工事中です

十和田市の街なかで工事が始まりました!




北玄関になるおうちですが、北側はいい具合に開けているグッドロケーション!
とはいえ街なかなので、人通りも車通りもそこそこある場所です。
ということであくまで基本通りに、南面にリビングと大きな窓を設けたプランにしています。

ちなみにおうちの名前は「くつろぐ・まったりする」チル+家=チルイエと命名(*'ω'*)
ぶ厚い断熱材で外の騒音を通さず、冬暖かく・夏涼しい。
街なかでのんびり過ごしてほしい、という想いが込められています!