PROJECT

団欒

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おいらせ町

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撮影に行ってきました

先日は飾り付けと撮影に行ってきました。


そういえば撮影中に気付いたのですが、敷地に接する道路はかなり車通りが多いのですが、おうちの中にいると全く気にならないんですね…!
このおうちはダブル断熱(付加断熱)で、構造体となる壁合板の内外両方に断熱材が入っています。
断熱材は保温だけでなく吸音効果もあるのですが(断熱材の種類によって、高い音は吸い込むけれど低い音は通してしまうなど色々特性があります!)、壁の厚みが約300mm弱もあると外の騒音はほとんど聞こえません。

とはいえおうちは換気のために意図的に穴を空けているので、出口である換気のフードに強風が立てた音は入ってきちゃうのです。
(これはどの換気システムもそうです。最終的にどこに音の入り口を作るか、換気量を確保できる位置か・メンテナンスのしやすい位置か、などなど総合的に考えて決めます)


さて、こちらのおうちもGW明け、5月末に見学会ですよ~。
もう少ししたら予約のご案内ができると思います!

タイルが貼られました

玄関タイルが貼られました。


基礎の外周りも保護剤をぬりますよー。
↓均一なグレーになっているのがわかるでしょうか?


ちなみに、家の仕様にもよりますが、クームではEPSという発泡スチロール状の断熱材を基礎の外側に貼っていることが多いです。
そこそこ固い素材ではありますが、とがった物が当たると穴が開いたり、1点に衝撃が加わると凹むこともあります。
(そもそも断熱材は動き回らない空気を保持する素材なので、空洞が多いのです!イメージとしては、雷おこしのように、水飴コーティングである程度固いけれど空気をよく含んでいてザクッと噛み切れる…ような感じです)

基礎の保護には若干ですがEPSを傷から守る効果があります。
どちらかと言えば保護剤の目的は、基礎についた汚れを落ちやすくする、雨がEPSやその下の基礎コンクリートに触れないようにする、コンクリートを中性化から守る、という役割で使っています。

クロス工事中

外部の足場が取れて全体がお目見え!
良い感じに仕上がっております(*'ω'*)


内部ではクロス貼り前のパテ処理をしていました。


パテ処理は壁や天井の表面をパテで埋めて、滑らかにする作業です。
石膏ボード同士のつなぎ目(もともと角が斜めカットされています)や、ビスで留め付けた跡をキレイに整えて、次工程のクロス貼りに備えるんですよ~。


↑写真の天井や壁の薄黄色い所がパテです。
一直線・クロスしている所はちょうど石膏ボードのつなぎ目だったり、ビス留めをした箇所なんです。

そしてこんなに広い所を、職人さんは腕を上げて天井をスムーズに整えてくれているんですね。
(運動不足の人がいきなりDIYにチャレンジしたら、ぜったい筋肉痛になる!と確信しました)
かっこいいなぁと思いながら、職人さんのワザに改めて感心です!

造作の取り付け

順調に進んで現在は大工さんが収納の造作を取り付けています。


和室の畳寄せ(たたみよせ※)部分に、暖房&換気用のスリットも作っていますよ。
※畳寄せとは、簡単に言えば畳と壁の間の部分で、隙間ができないように埋めている部材を指します。
 昔ながらのおうちなら木でできていることが多いですが、木目模様のついた樹脂カバーも最近はありますね。


クームでは棚板で使うのと同じ素材(赤松集成材という、色が明るくて木目がすんなりしている、棚板や格子に大活躍の材料です)を使うことが多いです。

ここも畳が入るとまた印象が変わりますよ~。
お披露目は1回目クリーニングの後になるまでお預けですが、わくわくして待ちます!

断熱入れ中

フレーミングが終わった後は、家の壁より外側を優先的に進めていきます。
天気を見ながらの作業となるので、家全体で断熱入れ→透湿防水シート張りと進むのではなく、小さく区切った区画を仕上げて次の区画に進む、という流れでやっています。


ちなみに透湿防水シートは↓の銀色っぽい壁についているシートです。



内部の断熱入れはこれから!
天井は吹込みの断熱になるので、その準備もしますよ~。