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おだやかな家

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十和田市

おだやかな家

温度のバリアフリー

土日月は見学会。
※見学会予約は締め切っております~!

前回の日誌に引き続き、今回は温度のバリアフリーについてご紹介しようと思います。


皆様ヒートショックという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
熱~いお風呂と寒い脱衣室で起きるアレのことだ!と思った方もいらっしゃるかも。

大きな温度差がある空間に出入りすることが体に大きな負荷になる、ということなのですが、寒い冬だと至る所で体験しがちですよね…(;ω;)
お分かりの通り、これが家の中でも頻繁に起きるのは、なかなかにしんどいものです。
(夜のお手洗いなんか目が覚めてしまってよくない!)

そしてこの温度のバリア(障壁)を家中でなくすのが、温度のバリアフリーです。

このおうちは断熱等級7の保温力(断熱性能)があるのですが、この保温力が高ければ朝昼晩、玄関・リビング・寝室他どこでも急激な温度差を感じなくて済むんですね。

体への負荷軽減の他にもいい影響があって、例えばエアコンで冷暖房をしているおうちがあるとします。
冬はエアコンがガンガン運転しなくてよくなるので、風が当たって肌やのどがガサガサ…なんてことも減ります。
夏だったら冷房を掛けても天井からの熱気で頭がクラクラする…というのもおさらばなわけです。

「断熱」と聞くととりあえず光熱費を抑えるのかな、とイメージできると思いますが、それ以外にも生活の質を向上させるのにも役立ってくれるんですね(*'ω'*)

予約制の見学会を開催します

10/19(土)~21(月)の3日間、事前予約制の見学会を開催いたします。
サイトでの予約は週明けから受け付けます!


この度の見学会の舞台はコンパクトな平屋。
バリアフリーを改めて意識して、暮らす人が使いやすいようにと思いやりを詰めこみました。

それは家に入る前、エクステリアから始まっています。
車は一台でも、ゆったりと使えるように構えたカーポート。
そして玄関へと続く、屋根付きのスロープ(足元のコンクリートは水はけが良いように、刷毛の方向にも気を使っていますよ)。ここでは外壁に手すりもつけていますよ。


玄関に入れば、収納にもなる玄関ベンチがあります。
廊下には人の動きに合わせて縦の手すり、横の手すりを取り付けました。


ひとまず、ここまでは動きに着目したバリアフリーのお話。

家の中にあるバリア(障壁)には「温度差」もあります。
そちらは次回の建築日誌に続きます!

クロス張り

仕上げ工事が進んでいます。
↓は玄関タイルを貼り終えた所です。


クロス工事も完了です。


前回の建築日誌で出てきた、エアコンがつく斜めの壁にもクロスが貼られましたよ。




外壁張りが終わり、後は外構工事や設備機器の取り付けです。

仕上げ工事、の前

夏休みを挟んだのでだいぶ間があきましたが、気密測定を行いましたよ!


エアコンの取付用に、斜めの壁も作りました。



近年は本当に夏が暑くて、クームで以前建ててくださった方もエアコン工事をされる方が多い年でした…。

暖かい家づくりに心を配ってきましたが、これからは夏も本気で考えた二刀流のような家づくりも考えないといけないですね。
建物に入る日差し・熱を抑えるのには、窓の外で日差しを遮るブラインドや袖壁・すだれのような建築アイテムから、庭などの草木(草木があると地面表面の熱は10℃以上涼しくなるそうですよ!)の影も有効です。
庭も含めたトータルの家づくりで、家の側を通る方にも涼しい家づくりができたらな、と思います(*'ω'*)

内側の断熱入れ

屋根と壁にも断熱材が入りました。


屋根は吹き込み式の断熱材で、木の枠にネットを張り、その中にホースを差し込みます。
そしてふわふわの断熱材を枠の中いっぱいに吹き込んでからホースを引き抜くと、綿のように断熱材が絡んで落ちてこないんですね(*'ω'*)


壁には断熱材を詰めて、気密シートを張りましたよ。
天井に石膏ボードを貼ったら、次は壁にも貼っていきます。