PROJECT

輪 -WA-

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十和田市

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建て方始まりました

先週末に土台敷きがあり、今週は建て方が始まりました!


↓手前に他よりも長い柱がありますが、これは通し柱(とおしばしら)と言います。


土台から屋根まで届く1本の長い柱です。
この通し柱を2階の床位置で固定することで、1階と2階を構造的につなぎ合わせることができます。
(とは言っても、木を固定する方法は色々あるので、設計によっては通し柱がない構造もあります)


1階の柱と2階の床下地が組み上がったら、2階の床に構造用合板と張っていきます。
建て方中はお天気との勝負なので、スピーディに進めていきますよ!

板金屋さんの道具

建て方が進み、屋根まであっという間にかかりました!



今の内部はこんな感じ↓
ここから壁に合板を張っていきます。


屋根はブルーシートを掛けて養生していましたが、さっそく板金屋さんが入って屋根工事を進めてくれました。


↓これは板金をつなぎ合わせているところ。
皆さん、このシャベルの取っ手が2つくっついたような道具、何をするものかわかりますか?


ガチャや締機と言われるこの道具は、板金の板同士を折り曲げてつなぎ合わせるために使います。
(ハンドルを閉じたり開けたりすると、ガッチャンガッチャン音が鳴ります~)

↑の写真の奥に、薄い黄色の板が見えますよね。あれが板金の裏側です。
屋根は一枚の大きな板で覆われているのではなく、運搬しやすいサイズの材料を何枚もつなぎ合わせてできています。
この平らな板金は屋根に留め付けてはありますが、板金同士でもガッチリと固定しておく必要があります。(そうしないと強い風が吹くとめくり上がってしまいます)

この道具は、L字に角が立っている板金の端同士を折り曲げてくれるんですね。
ただ1回折るだけでなく、噛み合わせて巻き込むようになっているので、板金同士がつなぎ合わせられるわけです。

屋根の上って工事現場の外からじゃ見えないですし、板金屋さんがスピーディに仕事をこなしてしまうので、なかなかお目にかかれない光景です(*'ω'*)

おうち1棟建てるのに、関わる業者さんは20~40にもなります。
それぞれの業者さんに職人さんがいて技を持っているからこそ、おうちが出来上がるのだと思うと、おうちって総合芸術みたいですね!

複雑な構造

外部は合板張り・付加断熱施工・透湿防水シート張りと、部位ごとに進めています。一番早い所は、外壁張りを待っているところです。


中は大工さんによる断熱材入れや下地入れが進行中!


↓は個室のできる勾配屋根のところ。


別アングルから見ると、いっぱい柱があって複雑に見えます。


ここは収納と個室がミックスされた面白い構造になります。
出来上がったら、そういうのもアリか!(・∀・)と驚くお部屋になりそう!

残りの断熱入れ

部位ごとに進めていた断熱入れもラストスパート!


↑のように枠を作って、その中に断熱材を優しく入れてあげます。


↑この断熱材の塊を見るたびに、切る前のまぐろのサクに似ている…と思います(*'ω'*;)
ちなみに断熱材が赤い色なのは、メーカーさん曰く温かそうに見えるから、なんですって!
他にも黄色や緑など、メーカーさんによっても色が違うんですよ~。


二階の断熱入れも終えて、今年はここまで!
来年から造作工事にも取り掛かります。

資材用意!

年末に業者さんによる断熱工事がありました。
2階の勾配がある天井部分に、ロックウールという断熱材を吹き込んでいます。


↑がネットを貼った中に断熱材を詰めているのに対して、
↓1階は天井材の上にそのまま敷き詰めています。


これは天井の仕上げの違いによるものです。
(正確に言えば、気密をどこで確保するかや、屋根の構造、どの断熱材を使うかにも関わってきます)
1階部分は天井が平らで、もう天井材を組んでいるので、そのままでも良いんですね。


さて、1階も2階も色々な資材が運び込まれています。
石膏ボード張りも始まりましたよ!