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隠れ家

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十和田市

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土留めからスタート

本体工事に先立ち、土留め工事が始まりました。
土留めができる部分に砕石敷きと鉄筋の配置が済んだら、まずは1回生コンクリートを流し込みます。


こうすることで、コンクリート打設した部分は平らになりますよね。


その後に、土留めの立ち上がり部分の型枠を設置します(この土留めはL字型をしています)。
平らになっているので、型枠もピッタリ載せられます。


もし型枠の下が凸凹だったら、この後生コンを流し込んだときに、隙間から流れ出してしまうんですね!
↓そしてこれが2度目の生コンを流し込んだ後です。


現在養生中ですが、型枠を外して埋戻しすれば土留めは完成です。
その後、お家の基礎工事が始まります!

基礎工事の開始

住宅部分の基礎工事が始まります。


基礎の初めは床掘りから。
コンクリートを打つ部分を掘っていきます。


ここで土がたくさん出ますが、一部は埋戻し、一部は残土として処分します。
(敷地に余裕があって、外構工事で使う場合は敷地の隅にまとめて置くこともあります)
工事をする地域・状況によっては、この処分費も少しだけ高くなることも。

お家を作るって、現場での作業がメインイメージですが、実際は物の運搬が無ければ始まりません。
残土もそうだしコンクリートの調達も、近場で準備して運搬距離を短くできればいいのですが、なかなかそうもいかないことも。
こういうとき、業者さんとの繋がりというのも、大事になってくるんですね(` ・ω・´ )9

基礎の養生中

基礎工事は生コン打設後の養生中です。

↓は鉄筋を組んだ所。


この後、鉄筋が設計図通りに組み立てられているかチェックしてくれる、第三者機関のJIOさん(日本住宅保証検査機構)に確認をしてもらいました。


↓こちらは生コンを基礎の立ち上がりに流し込んだ後の様子。
コンクリートの中の気泡を抜くバイブレーター(細い棒を差し込んで、振動を与えます)を掛けたり、コテでキレイに均したりしています。


その後はブルーシートを掛けて養生です。


コンクリートは乾燥で固まるのではなく、水和反応という化学反応で固まります。
この化学反応は熱も出て結構熱くなるんですよ!
水和反応という名前の通りお水が必要ですが、他にも養生期間中の温度管理も大事です。
暑~い時期には水を撒くこともあるんですよ。

建て方の開始

しばらく間が空きましたが、ついに建て方が始まりました!
最大5人の大工さんが現場入りして、どんどん組み上げていきましたよ。


平屋で、屋根はシンプルな片流れのこのおうち。
ベテラン大工さんのおかげもあって、あっという間に母屋の形が出来上がりました。


最近はゲリラ雷雨が多いので、建ったところから養生していきます。
↓こちらはカーポート。


おうちと一体型のカーポートですが、建てるときは分けて組み上げるんですね。

配線打合せ

昨日はお施主様と一緒に、現場で配線の打合せをしてきました!

配線打合せは、↓こんなふうにお家の外側の壁はあるけれど、まだ内部の壁が出来上がっていないうちに行います。
電気を始め色んな配線が壁や床の中を通るので、それが決まってから柱に壁の材料を取り付けるんですね。


↑ちなみに、写真右側のびよーんと伸びているのはエアコンの配管です。
エアコンの室外機と室内機とを結んで熱をやり取りする、とっても重要な配管です。

照明の位置やスイッチの高さはこの段階で決めておきます。
使う人の身長や使う物の大きさに合わせて、スイッチやコンセントの位置を決めるのは重要ですよ!
充電するタイプの家電や収納の中にコンセントを作るときは、周りの物や棚と干渉しないようにします。


↓はテレビボードですが、テレビの大きさに合わせてコンセントの位置も調整します。


コンセントは普段は隠したいけど、あんまりにも奥まった所にあると、掃除や付け替えるときに苦労しちゃいますよね。
AV機器を置くことも考えて、ちょうどいい位置にします(*‘ω‘ *)b