PROJECT

シャ ト カク

シャ ト カク

十和田市

シャ ト カク

根太の加工

他現場との調整で、基礎工事が始まる前に大工さんの材料加工が始まりました。
これはプレーナー掛けをしている所です。




※プレーナーとは、英語で
planer:平らな、平面の という意味です。
文字通り材料を平らに削る機械です。電動の大きいかんなだと思ってください👍

ざらざら・トゲトゲしている4m以上の根太を整えていきます。
天井を見上げると、構造材の根太がそのまま見えるデザインにしています。
例えばこのお家のこんなイメージ


一通り準備を終えたら、あとは基礎工事が始まるのを待ちます!

基礎工事が始まりました

先日地盤の杭工事があり、基礎工事が始まりました。
↓の写真で飛び出ているのが、お家が沈まないように地盤の固い所まで打ち込まれて固定された杭です。


その後砕石を敷いて転圧。
砕石が隙間なくかみ合うように、振動を与えていきました。


転圧のあとは発泡スチロール状の断熱材を敷きます。


所々穴が空いていますが、それが杭の頭が出る所です。
家の重さ・家にかかる力を杭に直接伝えるためにこうなっているんですよ(*'ω'*)

そろそろ建て込みです

来週から建て込みの予定です!
その前に、基礎工事の様子をご紹介~。


↑高い所から生コンを流し込むホースが下りてきています。
ここには写っていませんが、ポンプ車が別にあって、とっても高い所にホースが繋がっています。


基礎の型枠に生コンを流し込みます。
写真左上の人は、バイブレーターという生コンクリートに振動を与える機械を持ってスタンバイしています。
振動を与えることで、コンクリートに混じった空気を浮き上がらせるんですね。
これのおかげで、しっかりと詰まったコンクリートが出来上がります。


その後はシートで養生して、建て込みまで待機です。
***


その頃加工場では、構造用合板の表面加工をしていました。
構造用合板には「○○産××工場の□□の仕様」とわかるように印刷がしてあります。
お家の骨組みに使われて見えなくなってしまうので、通常はそのまま使います。
(構造用合板は、壁、床、屋根とあらゆる部分に使うので、間違い防止にも役立ちます)

でもこの構造部分をあえて見せる仕上げにする場合は、印刷部分をやすって木の表情を出すんですね。
仕上用の印刷がない合板を貼る方法もありますが、天井が平ではない、梁や根太を出す場合はそれも結構大変なのです…。
それに構造用合板は木の力強い表情があって、仕上げ用のキレイな合板では出せないワイルドさがありますよ(・∀・)
木の天井にも、色々と工夫があるのでした!

屋根までかかる!

今週から建て込みが始まりました!
↓は基礎の上に土台を敷いている所です。


このお家にはいろんな種類の「ななめ」があるのですが、工事はスムーズに進んでいるようです!


いったん壁まで出来上がったら、ブルーシートで養生しておきます。
天気が安定しないうちは特に養生が大切です。


中はこんな感じ!↑
この状態から屋根を掛けたのが↓です。


たいらな天井と斜めの屋根部分があるので、天井に構造用合板を貼ってから屋根の作業を進めていきます。
加工していた材料の出番もやってきます!

名前の由来

大工さんの工事が進んでいます。
屋根の板金が済んで、外観はだいぶ形になりましたね!


内部はこれから断熱入れやフロアー張りです。


***

ところでこのお家の名前「シャ ト カク」について、どんな意味?とご興味を持った方がいるそうで!
せっかくなので名前の由来をご案内しようと思います(*^▽^*)

ズバリ、↓の図!
ナナメとカド=シャとカク。

ふつうの家は角って90度ですよね。
このお家は壁の一部が斜めになっていて、それが作る角が鋭角なのですΣ(・ω・ノ)ノ!

普通のハウスメーカーじゃできない、遊び心のある自由設計ならではの形です。

↓は斜めの壁の部分がわかりそうな部分。
真っすぐと斜めの壁が交わる境目、その屋根にご注目ください。


奥の斜めの壁に合わせて屋根が掛かっているので、手前の真っすぐの壁では屋根の裏側がよく見えます。
(この隙間を利用して外部設備を置く予定です)

春以降ではありますが、見学会を予定しているお家です。
是非実際に見て「なるほど!」と思っていただきたいです(*^▽^*)