PROJECT

真ん中に“ほっこり”のある家

真ん中に“ほっこり”のある家

六戸町

真ん中に“ほっこり”のある家

隠れる所

少し前の工程になってしまいますが、屋根瓦の後で大工さんが外部工事を行いました。


↑家を支える柱の外側にダブル断熱(付加断熱)の断熱材を入れて、
↓その上から透湿防水シートを張ります。


↑のように壁の途中に屋根がある場合は、雨の流れ道を考える必要があります。
防水処理の仕方はいろいろありますが、基本的な考え方は、雨をためず・建物の内部に入れず・重力に沿って流す、です。
材料の重ね合わせ方もポイント!


↑では、屋根材の下に雨が流れ込まないように、雨を受ける部材を取り付けています。
屋根は位置が高いこともあり、外壁が張られるとこのような部材はほとんど見えなくなります。

***

さてこちらはおうちの中。
床下に取り込んで暖めた新鮮な空気を取り出す、床ガラリを施工しているところです。


床ガラリは一定の幅がある材料をつなげて使っています。
なのでガラリが連続する所は、ガラリが落ちないように&人がガラリを踏んで歩いても大丈夫なように、床下にガラリを支える足場を作ってあげます。

これもガラリが設置されると目立たなくなる所です。
お家の「表面」の下には、見えない工夫が詰まっているんですね(*^▽^*)

屋根瓦の工事

プロヴァンスというと特徴的なのは、屋根瓦!
赤やオレンジの明るい色でランダムに並んでいるイメージがありませんか?
このお家では3種類の色をミックスして張っていきます。


夕方に撮影したので、色味が抑えめになっていますが…(;・∀・)


表面に白や黒でペンキが飛び散ったような跡がありますが、これはもともとの模様です。
色の違う瓦をミックスして張っていくと、例えば赤が多いエリアにぽつんと黄の瓦が来ると、「浮いてる」感じに見えるんですよね。
けれど、赤・オレンジ・黄単色の瓦に、共通した色の模様を付けたり、或いは色の主張を抑えるような汚しをあえて入れると、全体が馴染んで見えます(‘∀‘*)


近くから見るとポツポツが気になりますが、遠くからだとキレイすぎないのが自然に見えますよ。

電気配線打合せ

今日はお施主様といっしょに現場で電気配線の打合せをしてきました!


建てている最中の現場で打合せなので、まだ屋根がありません…!
(このお家は枠組み壁工法なので、屋根がかかるのは最後なのです。)


コンセントの位置だけでなく、洗面・キッチンなどの水廻り設備の高さも確認していただきました。


↑床にキッチンが設置される位置が描いてあるのがわかるでしょうか?
設備類は工事が進んでから入ってくるので、それまではこの印を基準に工事を進めていきます。
壁にキッチンの完成図面も貼って、大工さんや実際にキッチンを取り付ける業者さんが間違わないようにしておきます。

基礎の養生

お天気の関係もあり現場を空けてしまう期間もありましたが、基礎工事はひとまず終わりです(*^▽^*)


↑は基礎下の断熱材の上に鉄筋を組んでいる状態です。
↓は玄関の土間部分に暖房用の配管を通している所。
これのおかげで冬に雪で靴が冷たくなっても、朝出かけるときにはぽかぽかです!(・∀・)b



生コンクリートの打設が終わったら、ブルーシートで養生します。
寒い中コンクリートの化学反応を鈍らせないために、養生はとっても重要です!

工事が始まりました

土留め工事を先行して行っていましたが、先週末から住宅部分の基礎工事が始まりました!


↑地面を通って基礎の中へ通す配管は、基礎工事の初期に準備しておいたものです。


基礎の正確な位置を示す糸に合わせて、随時地面の高さをチェック!
この砕石の上に基礎ができるので、水平でなければいけません。


地面と砕石に念入りに振動を与えて均します(これを転圧といいます)。

この後に基礎下に敷いて地中からの冷たさを防ぐ、断熱材を施工しますよ~(・∀・)