PROJECT

ダイニングから始まる家

ダイニングから始まる家

六ヶ所村

ダイニングから始まる家

気密測定してました

この現場ではちょっとお久しぶりです!

先週の土曜日から完全予約制の内覧会を開催しておりますが、皆様パッシブ換気・暖房の良さを体感していただけたようで、作り手として、とっても嬉しいです。
※ただ、予約の時期は終わってしまったので、追加のご予約は受け付けできないのです…。申し訳ございません(´ ;д;` )

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前回、床下の給気口を日誌で紹介しましたが、実はその設備を活かすも殺すも、お家本体の「気密」にかかっているのです。

まず前提条件として、パッシブ換気は隙間風だらけのお家では採用できません。
気密が取れていないスカスカのお家は、床下で空気を温めても、暖かい空気が天井まで登ることなくあちこちの隙間から逃げていきます。こんな状態では、家の中にいても暖かくありません…。

これが気密がしっかりとれた家だと、空気の出入口は、換気のために開けた給排気口だけになります。
給気口近くで空気を温め、排気口だけで空気を外に出す。たったこれだけで、単純だけど計画された空気の流れを作ることができるんです。

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…気密が大事なのはわかったけど、じゃあ実際どれくらいの性能だといいの?と言うと、
パッシブ換気のお家、は気密が0.5c㎡/㎡※以下のお家で採用してね!という基準があります。

このお家では、測定結果が0.1c㎡/㎡でした! これはとってもいい性能です(*^▽^*)
↓こんな風に、窓にメガホンのような機械を取り付けて測定してるんですよ。



この気密を表す数値を、隙間相当面積、C値(シーち)と言います。家中の隙間の面積をお家の延べ床面積で割ったものです。

イメージとしては、床が1m四方で、高さが天井位(2mちょっと)の箱があるとして、C値が1c㎡/㎡だと、1cm角の穴がどこかに空いてるということです。
家としてみると、実際には穴がぽっかりと空いているのではなく、材と材のつなぎ目やサッシの隙間など、細い隙間が集まって集まって、合計1c㎡になります。

ちょっと昔の省エネ基準になりますが、北海道や東北地方ではC値2が最低限確保するべきラインでした。(評価方法が変わったせいか、今は省エネ基準自体にC値の項目がなくなっていますが…。)

C値0.5で高気密と言われる住宅界隈ですが、このお家は0.1なので、超高気密と言って良いですね(・∀・)b