PROJECT

空に臨む家

空に臨む家

野辺地町

空に臨む家

車庫もできてます

車庫の部分も工事してましたよ!

2F部分は通常のお部屋になるので、車庫の天井は断熱材が入っています。
その下に石膏ボード、そして仕上げの板を貼っていきます。


表面に貼ってあるこの板は、OSB合板と言います。
チップ・スライスされた木が何層も重ねられています。
間伐材や柔らくて使いにくい木から作ることもできて、製造の無駄が少ないことから、ツーバイフォー工法の本場北米では、ベニヤ板のような見た目が一枚ものの合板よりも普及しているそうです!

日本では近年デザイン性の観点でもとても流行っている板です(*'ω'*)
メーカーによって使う木の種類や配合の割合が違うので、色合いが異なるのも特徴。
クームではガレージや物置、最近は軒天に使うことが多いですが、今回は色味を見てこっちのメーカーを使おう!と使い分けることもあります。


シャッターもつきましたよ!
電動シャッターはやっぱり楽ですね~。
お家の前に車を十分止められる敷地があれば問題ありませんが、道路にすぐ出られる位置に車庫がある場合、リモコンでピッとする方が断然使いやすいです!朝の忙しい時間なんかは1分1秒の時間が惜しいですからね。
手動と比べると高くなってしまいますが、毎日使うことを考えると電動がオススメです(` ・ω・´ )b

もう少しで足場も解体です

現在、現場は造作もあと少しで終了という所になりました。
その後外部足場の解体、内部の塗り壁や塗装・クロス工事と進んでいきます。

***

最近、現場の様子がわかる写真が少なかったですね…(;^_^A
ということで、少し前からになりますが、断熱入れや石膏ボード貼りをしている所、外壁の様子などをずら~っとご紹介します!










遠くから見ると、外壁がこのお家(樹脂サイディング)に似ているかも?
けれど、このお家は板金仕上げです! 板金屋さんが頑張って外壁貼りしてくれましたよー(^^)/
8月中に雨どいも付けてもらう予定です。

鉄骨階段

今回は鉄骨階段をご紹介します(^^♪

このお家には窓に隣り合うように階段があります。階段下にもお花を活けるスペースがありますし、玄関からお外が見えるように、スリムで蹴込板(足の乗る踏板に対して垂直になっている部分)のない階段をチョイスしました。
かっこよく&強度のある階段にしたいので、材料はクームでもよく使う鉄骨にしています。

と、いうことで、七戸にある鉄骨加工屋さんで階段を作ってもらいました!



ぎざぎざしてますね!(・∀・)
外側に折れている部分に踏板をのせますよ。

階段の踏板を支える部分を桁(けた)、こんな風に踏板を乗せる所がぎざぎざしている桁をささら桁と言います。
このお家こっちのお家このお家もみんな鉄骨のささら桁です。

この桁も種類があって、力桁(ちからげた)というのもあります。
このお家はわかりやすいですね。1本の斜めに掛けた太い材で階段を支えます。

他、側桁(がわげた)階段、箱階段というのもあります。
リビングなどよく目につく所に階段がある場合も多いので、ディティールにはこだわってますよー(*'ω'*)

天下のパン切り包丁

今回はちょっと番外編というか、道具のお話をしたいと思います!

…いつだったか、社員みんなで焼き肉をしていたときに聞こえてきた、断熱材を切る道具の話です。

クームで一番勤続年数の長い大工さんが、「天下のパン切り包丁」と言っていたのです。
「家から持ってきたのが一番良く切れる」「持ちやすいからこればっかり」と言っては、皆さんとても盛り上がっていました。
当時入社したてで、大工さんが働く所を見たことのないスタッフEは、パンも断熱材も切れる日本の包丁ってスゴイ。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚と思っていたのでした。


その後、時は流れ。ある日現場写真の整理をしていたら、見つけたのです。


おぉ、これがパン切り包丁か…!!
お刺身用の柳刃包丁にも似てるかも…


!?( ゚д ゚)なんかライトもつくし、包丁じゃないよ!?

聞くと、いろいろな形があるようで。
さっそく断熱材カッターで画像を検索してみると…確かに刃に波がついていて、フォルムがそっくりなのがたくさんあったのです!
…こうして、謎は解けたのでした(笑)

大工さんは金槌や丸のこを使っているイメージが強かったのですが、いろいろ道具があるのですね~。
この断熱材カッターはグラスウールの断熱材の他にも、発泡スチロールやロープ、ダンボールなども切れるみたいです。大き目のホームセンターなら売ってるかもしれません!

外付けブラインドの打ち合わせ

300mm断熱のお家で大活躍の、外付けブラインド。

断熱・気密がしっかりできている家は、保温力のある家です。
保温力が高いということは、夏場、一旦家の中が温まってしまうとずっと熱い…(+o+;)ということになりかねません。
家の中を温める原因は、暖房の他にも、換気による外からの空気、日差し、中で活動する人や家電製品・照明、調理で発生する熱など、いろいろあります。

その中でも、日差しはとんでもなくエネルギーがあるのです!夏の日差しは肌がヒリヒリするくらいですよね、それが窓を通してお家を温める熱エネルギーになったら…とってもアツイ!

超高断熱の家で夏を快適に過ごすには、エアコンをガンガンかけるのではなく、家の中に光が入る前にシャットアウトすることです(`・ω・´)! 夏でもずっと日が当たらない建物の陰や、木々の生い茂った林の中、そんな感じの優しい温度になります。

…でも、ホントに涼しいのかな?夏暑いのは空気が熱くてわもわしているせいでしょ(´・ω・`) ?とお思いの皆様。7月末と8月はじめに三沢市で見学会がありますが、そこでは外付けブラインドが大活躍してます! 体感してみなきゃ信じられないよ、という方はどうぞお越しください。

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…ちょっと前置きが長かったですね(;・∀・)
少し前ですが、このお家でも外付けブラインドの取り付け位置の打ち合わせがあったのでした!


外壁との取り合いも考えて、ブラインドをキレイに収めるため、採寸は慎重に。
ブラインドの羽がこすれては大変ですからね!

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中では、1Fの床下から2Fの床下へ、暖房の配管を通すためのスペースができていました。

スリットも準備OK!

断熱入れもそろそろ始まりますよー!